季節にかかわらず、
ホクホクの焼き芋は
美味しいですよね!!
お子さんのおやつのつもりがつい
自分も食べすぎちゃったり…
なんてこともあるかもしれません。
おなかに溜まる印象のある焼き芋ですが
実は低カロリーの食品です。
100gあたりのカロリーでいうと
食パンが264kcal、
白米は168kcalですが
蒸した皮付きのさつまいもは
140kcalなんですよ!!
また、体内で食品が分解されて糖に変化し、
血糖値が上がるスピードを示す指標である
GI値も見てみます。
食パンは60~69、
白米は70~79ですが
さつまいもは40~49と
低GI食品でもあります。
GI値が高い食品を摂取すると
血糖値が速やかに上昇します。
血糖値の上昇を察知して
インスリンというホルモンが分泌され
脂肪を作ります。
つまり高GI食品を食べると
脂肪が増えるため
肥満になりやすいのですが、
さつまいものGI値は低めなので
肥満を防止する効果があるのです。
焼き芋は、食べやすい
さつまいも食品の一つですが、
冷やして食べると、
よりダイエットに役立つんです!
その仕組について見ていきましょう!!
冷たい焼き芋がダイエットにいいって知ってる?どうして痩せるの?
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さつまいもをダイエットに役立てるには、
加熱した後、冷やして食べるのがオススメです!
さつまいもを加熱すると
食物繊維が増えるため、
焼き芋を食べるとお通じが良くなります。
さつまいもの中には
でんぷんが含まれますが、
加熱して糊化したでんぷんの一部が
冷めると再結晶化します。
この再結晶化した
「レジスタントスターチ」と呼ばれる成分は、
ほとんど消化されずに
腸内を移動するだけなので、
血糖値が急激に上昇することを防げます。
また、レジスタントスターチが
腸内を移動することで
腸の動きが活性化され、
お通じの改善にも役立ちます。
普段便秘というわけではない人でも
宿便は2~3kg、
多い人は5kg程度あるといいます。
冷やし焼き芋の食物繊維効果で
この宿便を追い出してしまえば、
2kgくらいの減量は達成できそうですね!
また、冷たい焼き芋は
より甘みが強く感じられるため、
ダイエット中でも
甘いものを断つ辛いストレスが
緩和されます。
冷やし焼き芋の作り方を知りたい!簡単にできるお手軽ダイエット食
もともと低カロリー・低GI値食品である
さつまいもですが、
加熱して焼き芋にすることで
食物繊維を増やし、
その後冷やすことで
でんぷんをレジスタントスターチに変化させ、
消化されにくい状態にすることができます。
冷やした焼き芋は消化されにくいため、
血糖上昇を抑え
腸内を移動する間に
腸管を活性化させお通じを良くする
効果もあります。
ですが、焼き芋を冷まして食べるだけでは
あまり美味しくありませんよね。
冷やし焼き芋を美味しく食べる
レシピをご紹介します!!
① さつまいもを皮ごと洗って水気を切り、
焼き芋用の黒ホイルに包んで
オーブントースターで30分程度焼きます。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、
輪切りにしてアイスクリームを乗せて
いただきます。
② 上記と同じ方法で
焼き芋を作ったら冷凍します。
冷やすことで甘みが濃くなるため
冷凍焼き芋を半解凍で食べると
フローズンスイートポテトのような
味わいになります。
冷蔵庫に移して
じっくり解凍してから食べると、
さつまいも風味の
アイスクリームのような状態が楽しめます。
まとめ
さつまいもは食パンや白米と比較し、
低カロリーで低GI値食品といえますが、
焼き芋を冷やして食べるのが
ダイエットに適しています。
さつまいもを加熱すると
食物繊維が増えるため、
お通じが良くなります。
更に冷やすと
さつまいもの中のでんぷんが
レジスタントスターチに変化し、
消化されにくくなります。
レジスタントスターチは
腸内を移動するだけなので
血糖値を上げにくく、
腸管の動きを良くして
お通じも改善します。
冷やした焼き芋は
より甘みが強く感じられるため、
ダイエット中でも甘いものを
制限するストレスが少なくて済む
という効能もあります。
冷やし焼き芋に
アイスクリームを乗せて食べたり
冷凍させた焼き芋を解凍して
シャーベットのような楽しみ方もできます。