あと1ヶ月もすれば待ちにまったクリスマス!
子どもはもちろん大人もワクワクするビックイベントですよね。
特に初めて子どもとクリスマスを迎える方はどんなクリスマスにしようかと、ワクワクしているんじゃないでしょうか?
私も初めて息子とクリスマスを迎えたときは、何ヶ月も前からどんなクリスマスにしようかと悩んでいたものです。
そしてそのときある疑問が頭を過りました。
「離乳食を食べている赤ちゃんってケーキは食べられるの?」
生クリームなんてそうそう食べさせるものではないし、ケーキなんて甘いものをあげてもいいのかと心配になっちゃいますよね。
今日はそんな心配にお答えするべく、
- 赤ちゃんにケーキを食べさせてもいいの?
- 何歳から安心してケーキを食べられるの?
についてお答えいたします!
離乳食を食べている赤ちゃんにケーキはまだ早い?
[quads id=1]親としてはせっかくのパーティーの場ですし、
美味しいケーキを食べさせてあげたいと思ってしまいますよね。
でも基本的に
離乳食を食べている赤ちゃんにはケーキを食べさせるのは避けた方がいいんです。
ケーキをあげるのは少なくとも赤ちゃんが1歳を超えてからにしましょう。
ただし、一般的に子供の消化能力が大人と同じレベルになるのは3歳ごろと言われています。
また、子供の体質なども関係しますので、何歳なら大丈夫とは明確には言えないんですね。
ケーキには砂糖が大量に使われています。
そもそも離乳食では果物や野菜にもともと糖分が含まれているため、砂糖は使う必要がないと言われています。
通常の食事で糖分は十分にとれるんです。
なので、砂糖が大量に使われているケーキをあげてしまうと砂糖の取りすぎになってしまうんですね。
それに、赤ちゃんは大人と一緒で甘いものが大好きです。
甘いものをあげすぎるとそれしか食べなくなり、栄養バランスのとれた食事ができなくなってしまいます。
かくゆう私も昔息子に甘い果物をあげたら、それしか食べなくなってしまい困った経験があります…
これでは離乳食が進まない原因にもなってしまいます。
ほかにも、虫歯や肥満にもつながるなどの理由もありますし、最近では赤ちゃんの生活習慣病なんて話も聞きますよね。
赤ちゃんに砂糖はなるべく与えないほうがいいんです。
もちろん、風味づけとして離乳食中期から砂糖をあげることはできます。
ただ、一回の食事であげられる砂糖の量は小さじ4分の1程度と言われていますし、あげられる砂糖の種類にも制限があります。
乳児にあげてもいい砂糖はてんさい糖やきび砂糖で、
あげてはいけない砂糖は黒砂糖と言われています。
黒砂糖はなんと、はちみつに含まれているボツリヌス菌が入っている可能性があるんです。
1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べると乳児ボツリヌス症にかかってしまうことがあります。
ボツリヌス菌への耐性ができる1歳まではハチミツや黒砂糖にも気をつけないといけません。
やはり、1歳をすぎるまでは市販のケーキを赤ちゃんにあげるのはやめときましょう。
心配であれば2歳、さらに心配なら大人と同じレベルの消化能力がつく3歳以上になるまでケーキをあげるのは我慢です。
お医者さんに聞いてからあげると更に安心してケーキを食べさせてあげられますよね。
あげる際にも、糖分を取りすぎないように、お母さんお父さんのケーキを少しだけ取り分けてあげてくださいね。
また、取り分けるにしても注意点があります。
それはアレルギーチェックです。
ケーキには特定原材料7品目に含まれている3品目、
乳製品と卵と小麦が使われています。
なかには果物がたくさん使用されているケーキもあるでしょう。
基本的にはほとんどの子が離乳食中期までに、その3品目や果物を食べていると思います。
なので、アレルギーがあるかないかはご存知でしょう。
アレルギーがある子は事前に、アレルギー対応をしているケーキを必ず用意してください。
赤ちゃんはいつから生クリームを食べられるの?
乳児にケーキがダメなら生クリームもあげちゃダメなの?と思う方も多いと思います。
その通りで、生クリームもできればあげるのを避けたほうがいいでしょう。
というのも、ケーキと同じように糖分が多く含まれているのも問題ですが、生クリームの問題点は何といっても油です。
生クリームは100mlあたり脂肪分が40g前後含まれています。
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは胃腸がまだ未発達なので、離乳食初期から油を与えることができません。
あげるとしても、こちらも赤ちゃんの胃腸が発達してくる1歳過ぎからになりますし、あげる量の目安は小さじ4分の3程度になります。
こちらも心配であれば3歳くらいまでは待ったりお医者さんに聞いてからにしましょう。
また、生クリームにも注意点があります。
赤ちゃんには植物性でなく動物性のものをあげて下さい。
動物性の生クリームは生乳だけで作られていますが、植物性は植物油に乳化剤や安定剤などの添加物を加えて作られています。
親としては極力添加物が入っていないものを食べさせたいですよね。
なので、赤ちゃんには動物性の生クリームを使うようにしましょう。
どうしても赤ちゃんにケーキを作ってあげたいのなら!
赤ちゃんだけケーキがないのは寂しい!どうしても食べさせてあげたい!という場合には代替品で安全に作ってあげることもできますよ。
水切りヨーグルトや豆乳クリームを生クリームの代用とした離乳食ケーキがオススメです。
食パンに代用クリームを塗って、果物でデコレーションしたケーキになります。
こちらのものならば、固形のパンを食べられるようになる、離乳食後期から与えることができるでしょう。
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まとめ
結論としては、
離乳食を食べている乳児にケーキや生クリームをあげるのは避けたほうがいいでしょう。
少なくとも1歳、心配であれば3歳以上になってからケーキや生クリームはあげると良いですね。
お医者さんに聞いてからあげると一番安心です。
ですが、赤ちゃんだけケーキがないのは寂しいかも、なんて思っちゃいますよね。
そんな方には、水切りヨーグルトや豆乳クリームを生クリームの代用とした、離乳食ケーキがあります。
工夫次第で赤ちゃんの離乳食のケーキは作れますので、是非お試してください。
それでは、赤ちゃんと素敵なクリスマスをお迎えくださいませ!