クッキーはお菓子作りの入門編ってよく聞きますよね。
「入門編なのに失敗した…私にお菓子作りは向いてないんだ…」って諦めないでくださいね!
実はクッキーはレシピの分量通りに作っても、ゆるくてまとまらないベタベタの生地になって失敗してしまうことが多いんです。
入門編なのに失敗も多いという、複雑なお菓子なんですよ!
ゆるいまとまらないベタベタの原因は、
水分量と生地の温度、生地を休ませる時間の3つなんです。
この3つに気をつけると美味しいクッキーが出来上がります!
こちらの記事では、
ゆるいまとまらないベタベタになってしまう原因と対処法を詳しく説明しますね。
まずは原因から見ていきましょう!
クッキー生地がゆるいまとまらないベタベタの原因は?
[quads id=1]クッキー生地がゆるいまとまらないベタベタの原因は3つあります。
生地の水分量
まず1つ目は生地の水分量が多いことです。
「いやちゃんとレシピ通りの分量だから問題ないよ!」と思っていても実はちょっとした誤差が発生する可能性があるんです。
その誤差の原因は、卵の大きさです。
卵はSサイズからLサイズ、さらにサイズが不揃いなものまで種類がありますよね。
実はMサイズとLサイズでも10g以上も重さに差があることもあるんです!
クッキー生地の主な水分は卵なので、卵のサイズの差で水分量が多くなってしまい、生地がゆるくなってしまうんですよ。
レシピに書かれている卵のサイズも意味があるので守るようにしてくださいね。
生地の温度
次に生地の温度が高いことが考えられます。
「生地の温度?」と疑問に思われるでしょうが、何度も生地に触ってしまったり、作業する時間が長くなってしまうと生地の温度が高くなってしまうんです。
また、生地の温度が左右されるのはバターを室温に戻す方法によっても変わります。
レシピに「バターは室温に戻しましょう」と書かれているかと思います。
バターを冷蔵庫から取り出すのを忘れていた時に、レンジで温めたりしていないでしょうか?
実はこれだけでも、生地がゆるいまとまらないベタベタになる要因なんですよ。
バターは事前に冷蔵庫から取り出して、室温で柔らかくしてから使うように注意しましょう!
生地を休ませる時間
最後の原因は、生地を休ませる時間が不十分なことです。
クッキーを作る時の工程に、生地を休ませる時間がありますよね。
実はとっても意味がある工程で、次の3つの効果があるんですよ。
- 小麦粉に含まれているグルテンが落ち着き、焼き上がりがサクサクになる
- 生地の水分を均一になりムラがなくなる
- 生地を冷やすことでゆるくならなくなる
この3つの効果のためにもしっかりと生地を休ませてあげてくださいね!
生地を休ませる際はラップでしっかり包んでから冷蔵庫に寝かせると、よりボソボソ感を減らすことができます。
以上、3つの原因に気をつけて生地を作ってみてください!
クッキー生地がゆるいまとまらないベタベタな時の対処法!
クッキー生地がゆるくてまとまらなくなってしまうのは、水分量が多いことと、生地の温度が高いことでしたね。
それぞれの対処法を説明します。
水分が多すぎる時
まず、水分量が多すぎた時は小麦粉を足してみてください。
この時、小麦粉を入れすぎてしまうと粉っぽくなったり固くなってしまいます。
スプーン1杯ぐらいの少量を足して様子を見るのがポイントです。
生地の温度が高い時
次に生地の温度が高いことに対する対処法は、クッキー生地を冷蔵庫で冷やすことです。
乾燥をしないようにラップで包んでから冷蔵庫で冷やしてくださいね。
次第に生地が固くなってきますよ。
この時に注意することは、固くなった生地をのんびり伸ばしているとまた暖かくなってしまい、元のゆるくてベタベタな状態に戻ってしまいます。
生地の上にラップを敷いて、手早く綿棒で伸ばすとうまくいきますよ!
この2つの対処法でゆるいまとまらないベタベタな生地から復活させてくださいね!
ここまで来たら焼いてみましょう!
焼くときも色々な注意点があるクッキー。
生焼けで困ったらこちらの記事も参考にしてみて下さいね
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クッキーを固くするには?柔らかくて生焼けの原因とサクサクにするコツ!
まとめ
お菓子作りの入門編であるクッキーですが、失敗も多いという複雑なお菓子。
注意するべきことが多いのも驚きましたが、卵の大きさがワンサイズ違うだけでも、10gの差がある場合もあることに驚きましたね。
クッキーの水分は主に卵でできています。
水分が多すぎるとゆるくてまとまらない、ベタベタな生地になってしまいます。
レシピに書かれている卵のサイズをはじめ、文量を守るようにしてクッキーを作ってみてくださいね。
ゆるくなってしまった生地も小麦粉を入れたり冷したりすることで復活させることができます。
サクサクで美味しいクッキーが作れますように!