お月見といえばお団子。
また、私はツルッとした白玉団子を、
フルーツポンチに入れて食べています。
でも、白玉ってついつい作りすぎちゃいますよね。
白玉団子って、
- 「たくさん作った白玉は冷蔵庫に入れておけばいいかな?」
- 「白玉って冷蔵庫に入れて固くならない?」
と保存方法が難しいですよね。
今日はそんなお悩みのかたに向けて、
『白玉は冷蔵庫に入れても固くならないか?』についてお話ししていきます。
白玉団子は冷蔵庫に入れれば固くならない?
結論からお伝えすると、
白玉を冷蔵庫に入れると固くなりますが、
ちゃんと元の柔らかさに戻すことができます。
白玉が固くなる理由はでんぷんの老化です。
白玉はもともともち米からできており、でんぷんが含まれています。
でんぷんは水と一緒に加熱すると「糊化(こか)」という状態になり、
粘りがある柔らかい状態になります。
この状態が完成した白玉団子です。
一度糊化したでんぷんはその後時間や気温によって老化します。
老化は水分が抜けることによっておこり、
次第に固くなってしまうんです。
だから白玉も冷蔵すると固くなってしまうんですね。
ここまでお話しすると、
「固くなった白玉はどうすればいいの?」
と思ってしまいますよね。
一度老化したでんぷんは加熱すると再び糊化した状態に戻ります。
つまり、また柔らかい状態に戻るということですね。
なので、冷蔵庫に保存した白玉は、
再度加熱すれば柔らかくなります。
白玉を加熱する方法は、
- 電子レンジで加熱する
- 熱湯で茹でる
がおすすめです。
電子レンジで加熱する場合
電子レンジで加熱する場合は、
白玉団子を耐熱容器に入れかぶるくらいの水を入れます。
その後ふたやラップをせず1分半~2分ほど加熱すればO Kです。
温めた白玉は冷水にさらして粗熱をとって下さい。
ただし、加熱時間は白玉の量で変わるので、
様子を見ながら温めて下さいね。
白玉を熱湯で茹でる場合
熱湯で茹でる場合は、
沸騰したお湯に白玉を入れ、浮いてきたら冷水にさらせばO Kです。
電子レンジと比べるとちょっと面倒かもしれませんが、
慣れないうちは茹でたほうが柔らかくなった見極めがしやすいので、
こちらの方法で加熱するのをお勧めします。
白玉団子を美味しく柔らかく保存しておく方法!
冷蔵庫でも保存できるのが分かったら、
気になるのが保存方法ですよね。
保存方法でも柔らかくできるかどうか変わってきます。
おすすめの保存方法は茹でた後に、
- ラップで包む方法
- お皿に並べる方法
こちらの2つです。
ラップで包む
- ラップを敷いて白玉団子を1つずつ離して3~4個並べる
- ラップで包む
- ジップロックなどに入れ冷蔵庫に入れる
お皿に並べる
- お皿に1個ずつ離して白玉団子を並べる
- ラップをして冷蔵庫へ入れる
どちらもとっても簡単ですよね。
ただ、どちらの方法でも共通するポイントは、
白玉をくっつけて保存しないことです。
白玉をくっつけて保存してしまうと、
白玉同士でくっついてしまいます。
くっついてしまうと加熱する時に離すのが大変ですよね。
それに離れなければ全て一緒に加熱しなければなりません…。
食べきれなくて再度冷蔵するとどんどん食感も味も悪くなるので、
ちゃんと1つずつ離して冷蔵するようにしましょう。
白玉の保存期間は?
また、白玉団子を冷蔵庫で保存する場合の保存期間ですが、
1週間が目安です。
それ以上保存する場合は同じ方法で冷凍保存するのをお勧めします。
冷凍保存の保存期間は1ヶ月になるので、
1週間で食べきれない場合は冷凍保存にしましょう。
まとめ
- 白玉は冷蔵庫で保存すると固くなるが元の柔らかさに戻せる
- 戻す場合はお湯か電子レンジで加熱して戻す
- 冷蔵庫で白玉団子を保存する場合は茹でた後に、
- 1個ずつ離してラップに包む
- 1個ずつ離してお皿に並べた後ラップをする
この2つの方法がある
- 冷蔵庫で保存する場合、保存期間の目安は1週間
ということですね。
白玉は少量で作るのは面倒なので、
1度に大量に作って保存しておきたいですよね。
本日お話ししたことを参考にして、白玉を上手に保存してください!