今年もあと数ヶ月で終わりですね。
新年にはいろんなイベントがありますが、
楽しみのひとつにおみくじがあります。
私も今年おみくじを引いたのですが、
失せ物に書いてあった内容の言葉が難しくて分かりづらく、
「出ずということは否定系だから見つからないんだよね?」
「そもそもなくしたものなんてなにかあったかな?」
なんて悩んでしまいました…。
今日は私と同じように悩むかたへ向けて、
おみくじの失せ物と内容の意味を紹介します!
おみくじの「失せ物」はどういう意味?
おみくじの失せ物とは、
文字の通り「なくしたもの」です。
ものというと物体だけだと思ってしまいますが、
物に限らず人や、人間関係、信頼関係など、
目に見えないものまで含めた幅広い意味があります。
例えば、
・落としたアクセサリー
・喧嘩して縁が切れてしまった友人
・ミスをして失ってしまった上司からの信頼
これらも全部「なくしたもの」ということです。
物に限定してしまうと失せ物の心当たりがない方もいるかもしれませんが、
物に限定せず広い意味で考えると誰でも心当たりがありそうですよね。
おみくじの「失せ物」の内容の意味をご紹介!
失せ物の意味が分かったら、
次は内容の意味ですよね。
失せ物の内容は、
・失くしたものが見つかるのか、見つからないのか
・見つかる場合はどこから見つかるのか
・誰かが見つけてくれるのか
など書かれています。
ただし、昔の言葉が使われており、
分かりづらい言葉もあるので、ひとつずつ紹介していきます
・出でず → 失くしものは見つからない
・出難し → 失くしたものは見つかりづらい
・出ず・出べし・出ずべし → 失くしたものは見つかる
・間もなく出る・程なく出る → 失くしたものはもう少しで見つかる
・遅ければなし → 失くしたものを探すのが遅くなると見つからない
・出るが手間取る → 探すのに手間はかかるが失くしたものは見つかる
・必ず出る早く探せ → 失くしたものは必ず見つかるので早く探したほうがいい
・努力すれば見つかる → 失くしたものは頑張って探せば見つかる
・人もて → 失くしたものは他の人が見つけてくれる
・子どもの知る事あり → 失くしたものは子どもが見つけてくれる
・男子(女子)の知る事あり → 失くしたものは男性・女性が見つけてくれる
・物の間 → 失くしたものは物の間から見つかる
・手近にあり → 失くしたものは近くにある
・北の方 → 失くしたものは自宅や普段自分がいる場所から北の方で見つかる
・高いところ → 失くしたものは高いところから見つかる
また、高い場所だけでなく格が高いという意味もある
・低いところ → 失くしたものは低いところから見つかる
また、低い場所だけでなく格が低いという意味もある
以上が内容の意味の紹介です。
「出ず」などは現代の感覚からしたら否定系に感じるので、
「見つからないのか」
なんて思ってしまいますね。
なお、ここで紹介した内容はあくまでも一例です。
例えば、「出難し」は人によっては、
見つかりづらいけど諦めなければ出てくると思うかたもいるし、
見つかりづらいからさっぱり諦めようと思うかたもいます。
ひとつの意味をとっても受け取り方は人それぞれなので、
意味を知った上でどう受け取るかが大切ですね。
以上が、
おみくじの失せ物と内容の意味の紹介です。
まとめ
- 失せ物の意味は「なくしたもの」
- なくしたものは物だけでなく人や人間関係、信頼関係など幅広い意味がある
- 失せ物の内容は失くしたものが見つかるのか、どこで見つかるかなどを教えてくれる
- 内容の意味は人によって受け取り方変わる
という事ですね。
何かを失くすのは誰にでもある事です。
何か失くして困っていたら、
おみくじの失せ物を参考にして探すのもいいかもしれませんね。
その場合は、本日ご紹介した意味を参考にして、
失くしたものを探してみてください!