クリーニングを利用するときは洗ってから出す必要はありません。
むしろ家庭の洗濯機で洗濯してしまうことにより
水洗いできない服を誤って洗濯してしまったり
生地を傷めたり、型崩れが起きてしまう可能性があります。
特にスーツやドレスやジャケットなどの高価な服や長年着たい服は
素材の取り扱いがデリケートになってきますので、
汚れていてもそのままにしてなるべく早めに
クリーニングに出すことをおススメします。
クリーニングは洗濯してから出す？汚いまま出すのはNG？
就職や進学で親元を離れ、一人暮らしを始めた方だと
今までお母さんにやってもらったクリーニングを自分で行うことも
少なくありません。
けれど
「どうやってクリーニングを利用すればいいんだろう？」
「クリーニング屋に持っていくときのルールってあるの？」
「どういった服はクリーニングに出して、出さなくていいものは何だろう？」
などと疑問に思うかもしれません。
よく聞く質問として、
「クリーニングに持っていく前に選択してキレイにした方がいいの？」
という声を聞きますがそんなことはございません。
無理に洗濯をしてしまって、型崩れや生地が傷んでしまっては元も子もないので
汚れてしまってもそのままにして、できる限り急いでクリーニング屋に向かいましょう。
失敗しない！クリーニングの出し方や注文の仕方！
それではどういった服であればクリーニングに出した方がいいのでしょうか。
衣服を確認したときに、「シミ」「黄ばみ」「カビ」「虫食い」「臭い」が気になるな
と思ったら持っていくタイミングになります。
別の見方として、「洗濯マーク（洗濯表示）」を確認し、
水洗いできない素材であればクリーニングを利用した方がよいでしょう。
毛皮やファーのついた製品、革製品などについては家庭での洗濯は難しいため
クリーニングに出した方が無難です。
仕上がりも素人が行うよりよっぽど良いです。
クリーニングを利用すべき代表的な素材だと、
- ウール
- シルク
- レーヨン
- 皮革製品
- 毛皮
- 起毛した服
などが挙げられます。
クリーニングに出したい服が決まった場合はいつ持っていくのが良いでしょうか？
例えばスーツやワイシャツなど仕事をするうえで毎日着るものは
どれくらいの頻度で持っていけばよいでしょうか？
ワイシャツであれば直に肌に接するため、
洗濯しても落ちにくい黄ばみや汚れがでてくるため、そういったものを確認出来たら
クリーニングを利用しましょう。
また、スーツであれば目でしっかり確認できなくても
皮脂汚れ、汗、匂いが付きますので
１か月に1度程度はクリーニングに出すことをおススメします。
夏場だと汗を多くかくため、スーツなどの一般的に水洗いできないものについては
注文時に「ウエットクリーニング（汗抜き加工)」をオプションに加えることで
臭いがなくなり、清潔感を保つことができます。
もうひとつの答えとしては、「洗いたくなったとき」です。
パリッとしたスーツだと気持ちも引き締まりますよね（笑）
まとめ
今回は、クリーニングに出すときの方法や
どういうものを持っていくべきかについて紹介しました。
クリーニング屋に持っていくハードルは別に高くありません。
汚れていても気にせずそのままの状態で持ち込みましょう。
ご自身が大切にしたい服、長持ちさせたい服は
水洗いができない場合が多く、水洗いができたとしても汚れが落ちきれない
ことがあるのでクリーニングに出した方が安心です。
単純な汚れだけでなく、汗や皮脂などの目に見えない汚れは臭いが出てきますので
普段から着る服については定期的にクリーニングに出しましょう。
そうすることで長持ちすることにつながり
買い替えの費用が抑えられるため、長期的に見れば経済的であると言えます。
