【抱き癖はいつからつく?】はもう時代遅れ!泣いたら抱っこが新常識!

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最近妹に子どもが産まれて両親が大喜びしています。

 

可愛い孫ということもありはりきって面倒を見ているのですが、
両親の子育ての常識が古いのもありたびたびケンカしてしまい…。

特に両親が口を出すのが、
「抱き癖がつくから泣いても抱っこしちゃだめ!」
ということ。

でも、
「最近の育児雑誌には赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこをしてと書いてある」
「抱き癖なんて本当にあるの?」
と思ってしまいますよね。

 

なので、本日は、
抱き癖は本当にあるのかについて話していきます!

 

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抱き癖はいつからつく?抱き癖なんてないんです!

結論からお伝えすると、
抱き癖はなんてものはありません!

 

抱き癖がつくという考えは、
今から約50年前のアメリカで生まれました。

泣いてもすぐに抱っこせず自立心を育てる、
というのが目的だったようです。

 

当時アメリカとしては子どもの自立心を育て、
女性の社会進出を目指していました。

なので、この抱き癖がつくというのは、
国にとっても好都合の育児法だったようです。

 

ですが、次第に研究が進み、
泣いたらすぐに抱っこをしたほうが、
いい効果がたくさんあると証明されました。

 

具体的には次の3つがあげられます。

  • たくさん抱っこされた赤ちゃんはより精神的に安定した状態になる
  • 自身が愛されている自信があるので自立心へつながる
  • 抱っこされにことにより五感が刺激され脳が発達する

それぞれ説明していきますね。

 

たくさん抱っこされた赤ちゃんはより精神的に安定した状態になる

赤ちゃんを抱っこすると幸せホルモンと呼ばれる、
「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。

このホルモンにはたくさんのメリットがあるんです。

具体的には、

  • 抗ストレス作用や抗うつ作用
  • 他者への信頼感の増幅
  • 一時的な記憶力の向上

などです。

いいこと尽くしですよね。

 

これらのメリットにより、
赤ちゃんはより精神的に安定した状態になります。

ちなみにこのホルモンは赤ちゃんだけでなく、
抱っこしているお母さんにも分泌されます。

赤ちゃんとお母さん双方にメリットがあるんですね。

 

自身が愛されている自信があるので自立心へつながる

新しいことをしようと思う時、
自分1人だけだとかなり不安になりますよね。

それは赤ちゃんにとっても同じです。

 

抱っこされることによって愛情を感じ、
自分の味方がいると思うことができます。

その結果、新しいことに挑戦する時の励みになるんです。

なので、自身が愛されていると自信がある赤ちゃんの方が、
かえって早い段階から自立心が芽生えるんですよ。

 

抱っこされることにより五感が刺激され脳が発達する

赤ちゃんの脳の発達には刺激が欠かせません。

赤ちゃんを抱っこしてあげると、
お母さんの肌の感触や匂い、声などで五感がたくさん刺激されます。

その結果、
よりお母さんと触れている赤ちゃんの方が、脳が発達するんです。

 

これらのメリットを見ると
「抱き癖は古い」と言われるもよくわかりますね。

赤ちゃんが泣いたらできるだけ抱っこしてあげましょう。

 

新生児は泣いたらすぐ抱っこしなければいけないの?

「こんなにいい効果があるなら、
赤ちゃんが泣いたらすぐ抱っこしてあげなきゃいけない?」
なんて不安に思う方もいると思います。

 

もちろんできるだけ抱っこしてあげた方がいいですが、
それによりお母さんが追いこまれてしまっては意味がありません。

お母さんにとって1番大切なのはもちろん子育てですが、
お母さんの仕事はそれだけではないですよね。

 

家の仕事や外に働きに出ている人もいるでしょう。

どんな時でも赤ちゃんを1番に優先させるのは難しいです。

 

無理をした結果、睡眠時間が短くなり、
お母さんが産後うつになってしまうケースも少なくありません。

なので、気負いせずできる範囲で抱っこしてあげるようにしましょう。

 

もし抱っこできなければ、
「〇〇ちゃん、今お仕事しているからちょっと待ってね」
と声をかけてあげてください。

例えまだ赤ちゃんにとっては理解できない内容でも、
お母さんが声をかけてくれているというだけで、
安心することもあるでしょう。

 

以上が、
抱き癖は本当にあるのかについてです。

 

まとめ

  • 抱き癖というのは全くの嘘
  • 抱っこしてあげた方がたくさんのメリットがある
  • 抱っこをするとオキシトシンにより精神的に安定する
  • 精神的に安定すると自信につながり自立心が芽生える
  • 抱っこをすると五感が刺激され脳が発達する
  • 抱っこをするのは無理のない範囲でOK

ということですね。

 

抱き癖というのは大人の都合によって生まれた育児法です。

もし両親が「抱き癖がつく!」と言ってきたら、
「抱っこした方がこんなにメリットがある!」
と主張して赤ちゃんをたくさん抱っこしてあげてください。

 

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