初めての一人暮らしはわからないことがたくさんありますよね。
そんなわからないことのひとつに、
冬場の暖房をつけるタイミングがあるんじゃないでしょうか。
「部屋が寒くなってきたけどもう暖房をつけてもいいかな?」
「でも、冬場の暖房は電気代が高いって聞くからつけたくない」
そんなふうに悩んでなかなか暖房をつけれない人もいるでしょう。
今日はそんなかたへ向けて、
- 一人暮らしの場合何度から暖房をつけたほうがいいのか
- 冬場の電気代の節約方法
この2つについてお話ししていきます。
一人暮らし!暖房は何度から付ける?
一人暮らしをするうえで暖房をつける温度は、
室温が20度以下になった時をおすすめします。
その理由は、
18度以下になると健康面でのリスクが高くなるからです。
人は18度以下だと血圧上昇、循環器系の疾患など、
さまざまな不調が身体に出ます。
また、他にも睡眠の質の低下などにもつながり、
自律神経にも影響が出てしまうんです。
冷えるだけでこれだけ身体面・精神面ともに不調をきたすのは、
とても怖いですよね。
それに冬場は温度が1度高い家に住むだけで、
脳神経が2歳若くなるともいわれています。
脳が若くなると痴呆症の発症が遅くなるので、
できるだけ早いうちから暖房をつけ、
暖かい家で過ごすようにしたいですね。
冬の電気代を安くする方法はある?
暖房をつけるタイミングがわかったとしても、
気になるのが電気代ですよね。
一人暮らしだとなんとしても光熱費は抑えたいものです。
冬場の電気代を安くする方法は次の6つです。
- 暖房器具はエアコンを使う
- 設定温度は20度にする
- 暖房の風向きは下向き
- 風量は「自動」に設定しておく
- 電源をこまめに切らない
- フィルターと室外機はちゃんと掃除する
それぞれ説明していきますね。
暖房器具はエアコンを使う
エアコンは確かに電気代が決して安くありません。
ですが、もともと部屋についていることが多く、
初期費用がかからない暖房器具でもあります。
それに他の暖房器具だと一見電気代が安くても、
石油代・ガス代・設置費用などかかる恐れがあるんです。
また、ストーブや石油ファンヒーターは火事につながることもあります。
エアコンなら適度にコンセント周りを掃除していれば、
火事につながることはないでしょう。
それに最新のエアコンだと省エネを搭載しているので、
電気代を節約することができます。
設定温度は20度にする
エアコンは1度温度が下がるだけで、
消費電力が10%削減できるといわれています。
なので、設定温度も不快にならないギリギリの温度の20度がいいでしょう。
暖房の風向きは下向き
暖かい空気が上に行くのは有名な話ですよね。
暖房の風向きを下向きにしておくと、
冷たい空気が溜まっている下部に暖かい空気が流れ込み、
効率よく部屋を温めることができるんです。
また、サーキュレーターなどを置いておくと、
より効果を高めることができます。
風量は「自動」に設定しておく
風量を「弱」や「しずか」にしておくと、
なんだか電気代が安くなる気がしますよね。
ですが、風量が弱いとそれだけ温度を高くするのにも時間がかかります。
その分、電気代がかかってしまうんです。
風量を「自動」にしておけば、
最大運転で設定温度まで一気に部屋を温めてくれます。
設定温度に達した後も自動で風量が弱まるので、
「自動」設定は最も電気代が安くなるんです。
電源をこまめに切らない
よく家電は節約するためにもこまめに電源を切れといいます。
ですが、エアコンは電源をつけた時に1番電気代がかかるんです。
なので、エアコンはなるべくこまめに切らないようにし、
30分程度の外出ならそのままつけっぱなしにしたほうがいいでしょう。
フィルターと室外機はちゃんと掃除する
エアコンはフィルターが汚れていると風量が弱まりますし、
室外機が汚れていると暖房の効きが悪くなり余分に電気代を使います。
こまめに掃除するようにして、
暖房の効きが悪くならないようにしておきましょう。
以上が、
- 一人暮らしの場合何度から暖房をつけたほうがいいのか
- 冬場の電気代の節約方法
についてです。
まとめ
- 一人暮らしの冬場の暖房は室温が20度以下になったらつける
- 気温が18度以下になるとさまざまな不調が身体に出る
- 冬場の電気代の節約方法は次の6つ
- 一つ目は、暖房器具はエアコンを使うこと
- 二つ目は、暖房の設定温度を20度にすること
- 三つ目は、暖房の風向きを下向きにしておくこと
- 四つ目は、暖房の風量を自動にしておくこと
- 五つ目は、暖房の電源をこまめに切らないこと
- 六つ目は、エアコンのフィルターや室外機は掃除すること
ということですね。
一人暮らしだと自分だけなのでついつい暖房をつけずに我慢しがちです。
ですが、体調を崩した場合一人暮らしだと誰も助けてくれませんよね。
自分を守るためにもちゃんと暖房をつけるようにしましょう。