時間や天気を気にしなくていいため、
ついつい部屋干しをしてしまう。
だけど、綺麗に洗っているつもりなのに
どうしても部屋干し臭が消えない…。
この臭い、どうすればなくなるの?
と思ったそこのあなた!
部屋干しの臭いは、エアコンのドライと暖房、
風をうまく使えば防ぐことができるのです。
では、その方法を詳しくご紹介します。
部屋干しでも服が臭くならない!エアコンはドライ?暖房?設定温度や風の向きは?
洗濯物を効率的に乾かし、
部屋干しの嫌な臭いを出さないためには、
エアコンを上手に使う必要があります。
部屋干しでも臭くならないためには、
温度・湿度・風(空気の流れ)が重要です。
この3つがうまく機能しないと、
臭いの原因であるモラクセラ菌が繫殖します。
また、夏と冬によって、
使うエアコンの機能や設定温度は異なります。
夏の場合
夏の場合、エアコンの運転は
ドライが冷房よりもおすすめです。
というのも、夏場や梅雨の時期は湿度が高く、
長時間ジメジメしているので
洗濯物の水分が蒸発しません。
長い時間60%以上の湿度が続くと、
モラクセラ菌は増殖を始めます。
ドライ機能は、部屋の中の水分を外に出してくれるので
湿度を効率的に下げることができます。
また、設定温度は
25℃~27℃くらいが良いでしょう。
人間にとって快適な気温が
洗濯物にとっても乾きやすい温度になります。
ただ、除湿機能を使い続けると
寒くなりすぎる可能性があります。
電気代はかかってしまいますが、
普段過ごすのとは違う部屋を
使用するのもいいかもしれません。
ちなみに、部屋干し中は窓を閉めましょう。
せっかくドライ機能で除湿されているのに
窓が開いていると、外の湿度が
家の中に入ってきてしまいます。
部屋干しが終わったら換気をしてくださいね。
冬の場合
冬の場合は、
エアコンの運転は暖房にしましょう。
気温が低く湿度も低い冬場は、
ドライを使ってもあまり効果を発揮しません。
また、設定温度は
20℃くらいがちょうどいいですね。
また、冬場に暖房を使うと乾燥しすぎてしまい、
肌トラブルが起きたり風邪をひきやすくなったりする、
という経験をした方も多いと思います。
むしろ部屋干しする方が部屋の湿度が上がるので、
健康的にもいいかもしれませんね。
空気の流れを作る!
さて次は、空気の流れをいかに効率的に作るかです。
外干しであれば自然の風に吹かれるので
まんべんなく洗濯物に空気が当たりますが、
部屋の中では風は吹きません。
洗濯物を干すときは、
エアコンの風が直接当たる位置に干しましょう。
なるべく、全体的に水平に
当たるようにすると乾きやすいです。
このとき、衣類の隙間を風が通れるように
洗濯物は重ねて干さず、
最低でも10㎝くらいあけて干すと良いです。
また、エアコンと併用して扇風機や
サーキュレーターを下から当てて、
風をより循環させると効果的です。
サーキュレーターはこのくらいの大きさがあった方が
いいですよ↓↓↓
部屋干しにぴったりの、
サーキュレーター+除湿機がセットになったこちらもオススメです
↓↓↓
薄手の物は早く乾きやすいので、
乾いたものから片付ければ
その分空気の流れも良くなるので、
厚手の物もより乾きやすくなります。
部屋干しをエアコンで乾かすなら何時間くらいつけておくべき?
部屋干しの嫌な臭いを出さないためには、
なるべく早く乾かすことが重要です。
湿ったままの状態が長く続けば続くほど、
臭いの元の菌が繁殖します。
菌を繁殖させないためには、
最低でも5時間以内には
乾かした方が良いとされています。
洗濯物の量にもよりますが、
適切な温度、湿度、風の状態であれば
だいたい2~3時間で乾きます。
短い時間で乾くように、洗濯物をため込まず
こまめに洗濯すると良いですね。
またエアコンだけでなく、扇風機や
サーキュレーターを使うことで
乾かす時間をさらに短縮することができます。
まとめ
部屋干しの嫌な臭いを防ぐには、
- ちょうどいい温度
- ちょうどいい湿度
- 十分な風
が重要なのです。
臭いの原因となる菌が繁殖する前に
乾ききってしまえば、嫌な臭いは発生しません。
エアコンで温度、湿度、風を調節しながら、
干し方を工夫して乾きやすい状態を
作るのがうまく部屋干しをするコツです。
コツさえ掴めばもう嫌な臭いに悩まずに済みますね。