2月のバレンタインデーだけでなく、
最近では、3月のホワイトデーに
男性が手作りチョコを
プレゼントすることもあったり、
その他にも誕生日やクリスマスなど、
何かとチョコレートを使ったお菓子を
プレゼントする機会が
1年を通して多くあります。
子供から大人まで大好きなチョコレートは、
市販されているものを
そのまま食べるのも美味しいですし、
溶かして好きな型に入れるのも楽しいですよね。
ただ、チョコを溶かすとなると
気になるのが賞味期限です。
一度溶かしたチョコは
日持ちするのでしょうか。
溶かしたチョコの賞味期限は短い!?日持ちさせるにはどうすれば?
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チョコレートを溶かして
自分好みの型に流し込むと、
お手頃な値段の板チョコでも、
お店で購入したような
可愛らしいチョコレートを作ることができます。
板チョコ自体の賞味期限は
種類にもよりますが、
未開封であれば半年から1年と
長く保存することができます。
しかし、一度熱を入れて溶かしてしまうと、
賞味期限は3〜5日程度となります。
少しでも日もちさせるには、
冷蔵庫での保存が適していますが、
それでも1週間程度です。
ここで気をつけたいのが、
冷蔵庫で冷やすと油分が固まり、
チョコレートが白くなってしまうことがあります。
食べても問題はありませんが、
見た目や風味は
少し変わってしまうかもしれません。
また、チョコレートは
匂い移りがしやすい食品のため、
キムチのようなお漬物が冷蔵庫に入っていると、
チョコレートが臭くなってしまう可能性も。
密閉できる保存袋などを使って、
置く場所にも注意してください。
そのため、プレゼントの場合などは、
渡す日から逆算して、
作ったらできるだけ早く
渡せるようにしましょう。
手作りチョコをもらった側の方は、
それを考慮して、
できるだけ早く消費するようにしてください。
チョコを溶かす温度で食感が変わる!美味しくチョコを溶かす方法とは?
チョコを溶かすには、
熱すぎない50度前後のお湯で
湯せんするのがベストです。
ボウルに均一に割ったチョコレートを入れ、
お湯を張った鍋にボウルのまま入れます。
溶かす際は丁寧にかき混ぜ、
水気がチョコレートに入らないように
気をつけましょう。
電子レンジで溶かすこともできますが、
一気に温めてしまうと焦げてしまいます。
10〜20秒ずつ、
温めて、出して、かき混ぜてを繰り返して、
少しずつ溶かしていきます。
早く溶かしたいという気持ちを抑えて、
ゆっくりと丁寧に溶かすことが
美味しく作るポイントです。
また、溶かしたチョコレートを
固める際にも時間が必要です。
急激に冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてしまうと
風味や舌触りが悪くなってしまいます。
本来であれば、
ゆっくりと温度を調整するための
“テンパリング”という作業が必要になります。
このテンパリングの行程を飛ばしてしまうと、
見た目、風味、舌触りと
全てに影響してしまいます。
より綺麗に美味しいチョコレートを
完成させたい場合には、
テンパリングの時間も考慮して
余裕を持って挑みましょう。
まとめ
板チョコ自体の賞味期限は長めで、
長期保存に適している食べ物ですが、
一度熱を加えたものは、
賞味期限が3〜5日程度となります。
日持ちさせるためには、
冷蔵庫での保存が適していますが、
伸びても1週間程度であり、
また、冷蔵庫で冷えた油分が
チョコレートを白くさせてしまうことも。
プレゼントの際は、
できるだけ作りたてを
渡してあげるようにしましょう。
手作りチョコレートを美味しくするポイントは、
チョコレートの溶かし方にあります。
均一に割ったチョコレートを、
沸騰しない50度前後のお湯で
ゆっくりと湯せんするのがベストです。
電子レンジで溶かすこともできますが、
その際は、10〜20秒間隔で、
溶かして混ぜて…を繰り返します。
決して一気に溶かそうとしないでください。
手作りチョコレートはシンプルに見えて、
とても繊細なお菓子です。
じっくりと時間と気持ちを込めて
仕上げてみてくださいね。