初詣で運試しにおみくじをひく方は多いと思います。
私も毎年家族で引いていますが、
今年一年の運気を左右するような気がしてどきどきしますよね。
おみくじですから、やはりいい結果ばかりとは限りません。
大吉を引く人もいれば、
凶を引く人もいることでしょう。
おみくじで凶が出たら誰しもがショックを受けますよね。
もう今年は最悪な一年になるんじゃないかと、心配することでしょう。
しかしながら、
そんなに恐れる必要はありません。
凶を引くということが、その一年が最悪だという意味ではないからです。
詳しく説明していきますね。
おみくじで凶を引いたらやばい?その後悪いことは起きるの?
おみくじとは、
【神仏の意思】を知るためのもの、つまり、
【神様、仏様からのありがたいお告げ】ですので、占いとは違うものです。
凶を引いてしまったとしても、神仏からありがたいお言葉をいただいていることに変わりはありません。
また凶には、
今がこれ以上下のない状態、すなわち底だからこれからは上がるしかない、という意味もあります。
「凶を引いたってことはもうこれからは良くなるだけだからラッキー!」という人もいますよね。
内容も悪いことばかりではない!
内容についても、悪いことばかり書かれているわけではないようです。
凶を引く確率は1割から、多いところで3割と言われていますから、
少なくとも10人に1人は凶を引いているということになります。
実際、
私の母は二年連続で凶を引き、やはりその時は大変ショックを受けていましたが、
その後特に悪いことが起こることもなく無事に二年間を過ごしていました。
むしろ、凶を引いたことで慢心することなく生活できたのでよかったと言っていましたよ。
大吉だったときよりも、凶だったときの方が運がよかった気がすると言っている人もいたので、吉凶どちらであったとしても、捉え方次第で変わるのかもしれませんね。
おみくじで凶を引いた時にやるべきことは?
おみくじを引いた時にどうしても気になってしまうのが運勢ですが、おみくじには運勢の他にも、和歌や細かい項目の中に心掛けるべきことや注意するべきことなども書かれていますよね。
大切なのは運勢の吉凶よりも、その内容を大切にして行動することです。
その年の行動指針として心に留め、時には戒めとしていくことが大事です。
悪いおみくじは結ぶべき?
また、良い結果のおみくじは持ち帰り、悪い結果のおみくじは神社やお寺内の指定の場所に結ぶ、という風に言われていたりしますが、実際は、どちらでも良いようです。
自分自身への教訓として日々持ち歩き、定期的に読み直すのもいいですし、結んで帰ってももちろんいいです。
おみくじを結ぶのは神様や仏様と縁を結ぶためや、凶という運勢をその場に留まらせるためだと言われています。
また、利き手と違う手で結ぶと吉に転じる、という説もありますよね。
境内におみくじを結ぶのを禁止しているところもあるようなので、そういったところでは結ばずに持ち帰りましょう。
当たり前ですが、破り捨ててしまったりするなどぞんざいに扱ってはいけません。
持ち帰ったおみくじは翌年、お礼も込めてきちんと納めるようにしましょう。
おみくじで凶や大凶を引いた体験談!
私は、人生で2回凶、1回、大凶のおみくじを引いた経験があります。
凶2回、大凶1回の計3回合わせてベスト不幸クジを引き寄せるほどの凶磁石な私。
初めて凶を引いたのが関西地方の有名な神社。2回目は縁結びと言われている神社。
そして最後、3回目の大凶は関西ではパワースポットと言われるほどの有名な神社。
悩んでいる時に引くことが多いおみくじなので、凶、大凶を引いてしまうと、気分はどんより。
でも凶や大凶を引いた瞬間は、なんだか落ち込みますが結果的には良い経験になったと今は思っています。
最初の凶を引いた時は社務所で受け取るタイプで凶を引いてしまった私に宮司さんからの気遣いで、もう一回ひかせてもらって、小吉を引いたのですが、でも、最初に凶を引いた時の気持ちのインパクトが強すぎて。
内容的には、なんだか気を引き締めなさいというような教訓めいたことだったような感じ。
あまり覚えていません。
しかし、その凶をひいたことで、普段の生活で、きちんとしようと意識が変わったのも事実。
また、それほど生活するうえで不幸な事もなかったのでもう1回目の凶は忘れてしまいました。
また次の凶は、実はものすごく悩んでいた時期。
友人関係や仕事関係のこと、特に、人間関係がごちゃごちゃしていて、一度人間関係をリセットしたいと思っていた時期に、ちょうど、たまたま、お得意先の仕事関係の会社ご挨拶の帰りに見つけた神社。
とりあえず、参拝をした後、おみくじを引いてみたところ、見事な凶。
内容は、悪しきヒトがあなたを邪魔するというような内容。
その神社は、縁結びで有名で、お見合いパーティなども神社主催で行っているような神社なのに。
と思いつつも、神からのおつげに、悪しきヒトとまでかかれている。
そのおみくじの内容には、なんだか今の自分の人間関係が映しだされているような気がして、あたってると呟いてしまいました。
結局そのお告げのおかげで、逆に人間関係の悪い思いを断ち切ることができて、凶でも良いことがあるなあと感じられるように。
で、最後の大凶を引いたのは、転職に悩んでいた時期、転職予定の会社の近くの神社への、挨拶がわりに引いたおみくじは最大級の凶の大凶。
こんなのホント見たこと無い。
後に友人知人に携帯で写真を送って、不幸メールの嫌がらせかと突っ込まれたり、逆に宝くじあたるんじゃないとレア経験を賞賛されたり。
と笑いをとるのには良かったのですが、
不幸な出来事も起こる事もない。
でも本音は凶をひいたときより気持ちは落ち込み倍増。
凶といっても、書かれた内容には、神様からの叱り言葉や助言と素直に受け取ることが肝心です。
私の場合は、自分が悩んでいた時期に接する方々に対してどうしようもなくイライラしたりすることも多かった。
けど、神社で凶と大凶を引いた時に、おみくじに書かれていた内容で神様からの、ありがたい助言だと思って、そのまま行動に移したことはよかったと感じています。
引いた瞬間はそれは、落ち込みましたよ。
神様からの不幸列車の切符を渡された気持ちになるほど。
けど、気を取り直して、これは神様の助言で、神様は人間を幸せに導く存在なはず。とじっくりと内容は読むようにして、今の悩みに応えてくれる内容には具体的な行動に移しました。
例えば、大凶を引いた時、家移りはするなと書かれていたのですが、実は引っ越しの予定があったのですが、その言葉でキャンセルすることに。
結果的に、キャンセルした後、
もっと良い引っ越し先に巡り合うことができたんです。
大凶をひいたからといって、落ち込む必要は全く無いです。
実体験からもそう断言できる。
気になる様であれば、その凶のおみくじは引いた神社のおみくじを括り付ける場所で、邪気払いの気持ちで結んで、置いてくればいいと思います。
凶や大凶を引いたからといって、
悪いことが起こるとか、不幸な出来事の予感では決してないので気にしなくて大丈夫。
むしろ、神様から、率直なアドバイスをもらえてラッキーぐらいに思っておいたほうがいい。
なぜなら、そんなに、凶や大凶て、確率的に簡単に引き当てるものでもないから。
書かれている内容をしっかり読んで、その内容を自分への戒めの気持ちぐらいに受け止めて置いた方がいい。
おみくじは神様からの伝言書。
決して神様はイジワルをしようなんてことはないはず。
注意喚起ぐらいに思って行動すれば、逆にいい方向に、
凶がラッキーな出来事を引き寄せることになると思います。
そして、ここまで読んでもやっぱり凶って気になる、、
おみくじをもう一度引いても良いのかな?と思ってしまう方もいらっしゃると思います。
そんなあなたはぜひこちらの記事も読んでみて下さいね〜
おみくじを引く回数に決まりはあるの?何回も引くと効果はどうなる?
まとめ
おみくじで凶を引いてしまったとしても、
神仏からのありがたいお告げをいただいたということなので、
落ち込む必要はなく、むしろ凶の今、これから上昇する兆しだとも言えるかもしれません。
真摯に受け止め、内容をしっかり読み、
気を引き締めて生活していくことで、
自ずと道は開かれていくのではないでしょうか。
一年の始まりにどんよりとした気分になることなく、
前向きに捉えて生活していきましょう!
是非、参考にしてみてくださいね。
おみくじを無くしてしまった時って、
なにか縁起が悪いんじゃないか、、と心配になりますよね。
そんな時はこちらの記事をぜひご参考にされてください!