先日旅行先で神社を観光した際、
久々におみくじを引きました。
おみくじって初詣以外にも引きたくなるから不思議ですよね。
内容を見てみると商売のところに、
「買うに吉 利あり」
と書いてありました。
ですが、私は自分で商売しているわけでもなく会社勤めです。
特に自分でなにか買って儲けることはありません。
なので、書いている内容に、
「おみくじの商売って仕事運のことじゃないのかな?」
と疑問に思いました。
今日はそんな私と同じ疑問を抱いたかたへ向けて、
おみくじの商売の意味について話していきます!
おみくじの「商売」はどういう意味?仕事運じゃないってほんと?
おみくじの商売は物の売り買いを意味しています。
つまり、売買で利益が出るか書かれているということですね。
他にも、商売の心構えや現状なども書いてあります。
仕事運というよりは会社の運勢を占っているような内容ですね。
なので、会社勤めの方の仕事運を占っているわけではなさそうです。
ですが、最近は社会が副業解禁という風潮になっているため、
自分でもなにかしらの商売をしている人は多いと思います。
意外と現代では需要がある内容かもしれませんね。
また、商売に似た意味で「相場」というのがあります。
こちらは株や為替に限定されており、
商売のように広い意味は持ちません。
似てはいますが書いてある内容も違いますので、
同じように考えないようにしましょう。
おみくじの「商売」の内容の意味を詳しくご紹介!
おみくじの商売の意味が分かったら、
次に気になるのが内容の意味ですよね。
それでは、内容の意味をご紹介します。
まず言葉の紹介ですが次とおりです。
・職、耺 → 仕事、職業
・買い → 商品を仕入れること
・売り → 商品を売ること
・平 → 穏やか
・利、益 → 利益、儲け、利潤
・禍 → 思いがけない不幸、災難
言葉の意味が分かったら占いの内容ですよね。
内容はさまざまなものがありますが、
代表的なものを書いていきます。
良い内容
・利益たしかなり → 確実に利益がでる
・おおいに利あり → 利益がたくさんでる
・買うに吉 利あり → 商品を仕入れる良い、利益がでる
・損なし 相当利あり → 損が出ずにかなり利益がでる
少し良い内容
・十分ならずとも必ず利あり → たくさんではないが必ず利益がでる
・扱こうて損をせず → 現状の仕事や取り扱う商品で損をすることはない
・小利あり → 少し利益がでる
あまり良くない内容
・利益少し焦るな 後になれば益あり → 焦らないこと、後から利益がでる
・買いよし 売りわるし → 商品の仕入れはうまくいくが、売りはうまくいかない
・損ありまつべし → 今動くと損が出るので少し待った方がいい
・利あらず → 利益が出ない
他にも心構えとして、
・乗り気にてやるべし → 意欲的に仕事に取り組みなさい
・十分研究して着手しなさい → 十分に調べてから行動しなさい
・少し向こう見ずだ。注意 → 先のことを考えずに行動している、注意しなさい
・堅実さを取り戻せ → ひとつひとつ着実に業務に取り組む姿勢を取り戻せ
などがあります。
いろんなことが書かれていますよね。
おみくじの商売に書かれている内容の紹介をしましたが、
おみくじはあくまでも神様からのアドバイスです。
書かれている内容が絶対に起きるわけではないし、
必ずとも従わなければいけないわけではありません。
書いてある内容は何か悩んだ時、困った時などに、
参考にするといいでしょう。
以上が、
おみくじの商売の意味についてです。
まとめ
- おみくじの商売は「物の売り買い」を意味しており、
売買で利益がでるかを占う - 似た意味で相場があるがこちらは株や為替の利益を占う
- 商売の内容は利益の他にも商売の心構えや現状に対するアドバイスも書いてある
- おみくじは神様からのアドバイスであり従わなければいけないわけではない
- おみくじは何か困った時や悩んだ時に参考にするのがいい
ということですね。
おみくじは運勢ばかりに目がいってしまって、
なかなか内容までじっくり見ないものです。
ですが、商売は副業が当たり前になってきている世の中で、
ある意味これから需要が高まる占いですよね。
経営者の方はもちろんのこと、
副業をしている方、
これから何か本業でも副業でも新しく始めようと思っている方、
ぜひおみくじの商売を参考にしてみてください!