猫を飼いたいけれど、ペットは禁止されている
マンションに住んでいると
「こっそり飼おうかな」と考えちゃいますよね。
けれど、ペットが禁止されている
分譲マンションで、こっそり猫を
飼うことは絶対にやめましょう！
なぜなら「移動はキャリーに入れればバレない」、
「猫は小さいから完全室内飼いならバレない」
という声をよく聞きますが、意外とバレるものです。
ペット禁止なのに猫を飼ってしまうと
規約違反なので、大家さんや管理会社から
猫を手放すか、マンションから
退去するように求められてしまいます。
ペット禁止の条件でマンションの入居を
決めた方もいますし、近隣の住人が
動物アレルギーや動物嫌いだった場合は
近隣トラブルになってしまう可能性が高いです。
迷惑になってしまうので、規約は守るようにしましょう。
猫にとって一番の方法は、ペットの飼育可の
マンションに引っ越してから猫をお迎えすることです。
そこで今回は、分譲マンションで
猫をこっそり飼うとバレるのか、管理会社に
許可を得ることができるのか詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みください。
分譲マンションで猫をこっそり飼うとバレる？
分譲マンションで猫をこっそり飼おうと思っても、
どこかで必ずバレるものですよ。
バレる可能性がある理由は
7つありますので、1つずつ紹介しますね。
物音でバレる
猫によって個性はありますが、
やんちゃな子であれば部屋中を暴れまわります。
隣や下の部屋の住人に物音で
バレてしまう可能性は高いです。
やんちゃではなくても、猫は
高い場所が好きな動物です。
高い場所から床へ着地する時は、
どうしても「ドン」と下の階へ響いてしまうでしょう。
鳴き声でバレる
猫の鳴き声は、子どもが走ったり
飛び回ったりする音量に近いといわれています。
静かな時間であれば鳴き声も響き、
すぐにバレてしまうでしょう。
一緒にいる間は静かだから大丈夫、
と言う声もありますが、家を留守にする日中など
寂しさで鳴き続ける場合もありますよ。
臭いでバレる
室内から出さずにこっそり飼うつもりであれば、
窓も容易に開けることはできない状況でしょう。
そのため、猫の臭いが部屋にこもりやすくなります。
一緒にいる飼い主であれば鼻が
慣れてしまって気付かないものですが、
周りの人はドアを開けた時や、
出したゴミからペット臭がして気付くものです。
他の住人のアレルギーでバレる
ペット禁止の条件でマンションの入居を
決めた方の中には、動物アレルギー持ちの方もいます。
そういう方であれば、アレルギー反応が
出て猫を飼っている人がいることを察するでしょう。
もしひどいアレルギー反応をする方であれば、
命にも関わることもあることを
忘れないようにしましょう。
ゴミの内容でバレる
猫を飼うと、どうしてもキャットフードの袋、缶詰、
排泄物を処理した砂などを捨てなければなりません。
ペットフードの袋や缶詰などには、
猫のイラストや写真が入っているものです。
安易に捨てるとすぐにバレるでしょう。
買い物の内容でバレる
キャットフードや猫砂などは猫を
飼う上で必ず必要なもの。
食料品や日用品などのついでに
こっそり猫のものを買おうとしても、
同じマンションの住人に目撃されてしまう
ケースもゼロではありません。
ネット通販も、購入するサイトによって、
段ボールのパッケージにペットのイラストが
入っていることもあります。
こっそり買うのは難しいでしょう。
猫の毛でバレる
猫と一緒に暮らす飼い主の洋服には、
猫の毛が自然と付くものです。
猫の毛がついたまま部屋を出ると、
マンションの廊下や階段などに猫の毛が
落ちて他の住人、管理人、清掃員にバレてしまいます。
服に猫の毛がついたまま、
他の住人と話しているのも
気付かれるきっかけになるでしょう。
猫の存在がバレた後は、猫を手放すか、
退去を選ぶことになります。
猫のためにも、ペット禁止の規約は守りましょう。
マンションの管理会社に許可を得ることはできる？
ペットの飼育を禁止しているマンションで、
管理会社にペットの許可を得ることは
簡単ではありません。
マンション全体で管理規約や使用細則によって
ペット不可と定められていると、
交渉の余地はないからです。
それでもペットを飼いたい！という場合は、
総会で管理規約・使用細則を変更して
ペット飼育可にする改定を提案してみましょう。
総会に出席できるのは原則として大家さんだけで、
全体の3/4以上の賛成がないと
変更ができないのでハードルは高いです。
しかし、猫をこっそり飼うよりは、
正当な許可を得て飼う方が猫にとっても幸せですよ。
まとめ
猫は小さくて大人しいからバレない、
と考えてしまいますよね。
でも、意外と猫を飼っていることが
バレる原因は様々あります。
ペットの飼育は禁止されているのに
こっそり飼うのは、あなたと近隣との
関係が悪くなってしまいます。
見つかってしまうと、猫を手放すか、
マンションの退去の選択に迫られるので、
猫にとってよくありません。
できるだけルールは守るようにしましょう。
