『去勢・避妊』は、子犬をお迎えして迷う所の1つですよね。
オーナーさんによって、するのかしないのか意見は分かれる所だと思います。
私も愛犬をお迎えしたばかりの時にどうするか家族で話し、
結果的に我が家も去勢手術はすることにしました。
手術を受けさせるのは、身体に悪い所が無いと分かっていても不安にもなりますよね。
その際にはネット等で色々調べて結論を出しました。
今回は、
愛犬の『去勢』をするか迷っている方に向けて、
去勢のメリット・デメリットについてお話していきたいと思います。
犬の『避妊』については、こちらの記事を参考にしてみて下さいね
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犬の避妊手術のメリット・デメリットは?術後はどうなる?費用は?
犬の去勢手術ってどんなことをするの?
犬の去勢手術とは、
陰嚢(いんのう)の少し頭側を切開し、中の精巣だけを取り出します。
女の子の避妊手術とは異なり、開腹はしないので体に対する負担は避妊手術よりは少ないです。
といっても全身麻酔は必要になるものです。
手術をする時期としては、
ワンちゃんが性成熟する前がよいとされています。
ベストなタイミングは生後半年~8ヶ月の間ですね。
犬種や個体差はありますが、
この時期になると体の成熟やオス特有の行動(マーキングなど)が見られるためです。
立っておしっこするようになる前が良いのかなと思います。
我が家のワンコも大体8か月くらいの時に、朝一で手術に連れて行った記憶があります。
手術して病院にお泊りして、1日家に居なかったので凄く家が静かで寂しかったです。
ちなみに、
去勢手術の費用はお泊り込みで25,000円でした。
基本的に去勢の費用は、
小型犬や中型犬で15,000~20,000円、大型犬で30,000円前後です。
手術前日の夜ご飯から、手術当日の朝ご飯はあげずに手術をするため、ご飯抜きにするのはとても心苦しかったです。
去勢のメリット・デメリット
続いてはメリットとデメリットを表にまとめてみました。
メリットは4つでした。
精巣を取り除く訳ですから、マーキング行動や男性ホルモンの分泌が抑えられ、精巣や前立腺関連の病気になるリスクが減ります。
また、足を上げておしっこする前に去勢することで、女の子のように少ししゃがんでするようになり、周りに飛び散らないので、オーナーさん側にも良いことがあります。
うちの子も、足をあげてするようになる前に去勢をしたので足を上げてしていることは見たことがありません(笑)。
成熟すると攻撃性や交尾衝動が強くなるので愛犬にとってストレスの原因になります。
去勢することで、愛犬のストレスも軽減できるんですね。
少し性格が丸くなり穏やかになるということでしょう。
デメリットは2つでした。
去勢・避妊問わず、代謝エネルギー量が減るので太りやすくなるため、去勢避妊用のフードを使うか普段あげているご飯とお散歩の量を調節するなどの工夫が必要です。
麻酔のデメリットは、薬に対して過敏に反応してしまうこともあるため、最悪死に至る可能性はゼロではありません。
こうしたリスクを避けるため、麻酔をかける前に獣医師による触診、検温、血液検査などを行います。
この検査結果を見て異常が無ければ、手術をしても大丈夫と判断されます。
それでも愛犬を病院へ届けて『手術が終わり、目を覚ましました』と病院から電話が来るまではドキドキしながら待っていました。
まとめ
去勢のメリットは・・・
- 病気の予防が出来る
- マーキングの改善
- 交尾衝動などのストレスの軽減
- 望まない妊娠を防止できる
デメリットは・・・
- 代謝エネルギーが減るため太りやすくなる
- 全身麻酔によるリスクや傷口の炎症
メリットの方が多いですが、全身麻酔のデメリットは少し考えてしまいますよね。
私も愛犬の去勢をするにあたって、リスクが少ないとはいえ麻酔のことは懸念していました。
勿論費用も掛かりますし、ワンちゃんの身体のことなので簡単に決断できるようなことではありませんが、お家の子や一緒に暮らす家族の為に最善の策を考えて出来たら良いですね。