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溶かしたチョコの賞味期限は?保存は冷蔵でも冷凍でもダメ!?

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子供から大人まで大好きなチョコレートは、
市販されているものをそのまま食べるのも美味しいですし、
溶かして好きな型に入れたり、生チョコにしたり、
溶かしたところにナッツなどを混ぜて手作りチョコにするのも楽しいですよね。

ただ、
チョコを溶かすとなると気になるのが賞味期限です。

チョコは溶かすと賞味期限がすっごく短くなります。

詳しく見ていきましょう!

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溶かしたチョコの賞味期限は短い?入れるものによっても変わる!

板チョコ自体の賞味期限は、
半年〜1年程と長期保存に適しています。

しかし、一度溶かしたチョコレートは、
熱を入れたことによって、
賞味期限は3〜5日程度へと変わってしまいます。

また、
生チョコやトリュフのように生クリームを入れて作るものは、
2〜4日とより短くなります。

溶かしたチョコに、
ナッツやドライフルーツを入れた場合も3〜5日程度。

 

少しでも日もちさせるには、冷蔵庫での保存が適していますが、
それでも1週間程度です。

溶かしたチョコを冷蔵庫で保存する時の注意点!

ここで気をつけたいのが、
チョコを冷蔵庫で冷やすとブルーム現象によって油分が固まり、
チョコレートが白くなってしまうことがあります。

チョコレートのブルーム現象とは?

チョコレートのブルーム現象は、チョコレート表面に白っぽい斑点や膜が現れる現象です。
これは主に二つの原因によって引き起こされます:

  1. ファットブルーム現象:チョコレート中のカカオバターが溶け出し、表面に再結晶化することで生じます。温度変化が原因で起こることが多いです。
  2. シュガーブルーム現象:チョコレートが湿気を帯びると、糖分が表面に移動し結晶化します。これは湿度の高い環境でよく起こります。

ブルーム現象が起きたチョコは、
食べても問題はありませんが、見た目や風味は落ちてしまいます。

チョコレートは、
ゆっくりと時間をかけて常温で固める方が美味しく仕上がります。

溶かしたチョコを固めた後は、そのまま常温で保存して、
すぐに食べてしまうのがオススメです。

 

また、チョコレートは匂い移りがしやすい食品のため、
キムチのようなお漬物が冷蔵庫に入っていると、
チョコレートが臭くなってしまう可能性も。

ジップロックやタッパーなどの密閉できる保存袋などを使って、
置く場所にも注意してください。

チョコを溶かす温度で食感が変わる!美味しくチョコを溶かす方法とは?

チョコを溶かすには、
熱すぎない50〜55度前後のお湯で湯せんするのがベストです。

ボウルに均一に割ったチョコレートを入れ、
お湯を張った鍋にボウルのまま入れます。

溶かす際は丁寧にかき混ぜ、
水気がチョコレートに入らないように気をつけましょう。

水分が入るとチョコが分離して美味しくなくなってしまいます。

 

チョコは電子レンジで溶かすこともできますが、
一気に温めてしまうと焦げてしまいます。

10〜20秒ずつ、
温めて、出して、かき混ぜてを繰り返して、
少しずつ溶かしていきます。

早く溶かしたいという気持ちを抑えて、
ゆっくりと丁寧に溶かすことが美味しく作るポイントです。

 

また、
溶かしたチョコレートを固める際にも時間が必要です。

急激に冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてしまうと先ほどのブルーム現象が起きて
風味や舌触りが悪くなってしまいます。

 

本来であれば、
ゆっくりと温度を調整するための
“テンパリング”という作業が必要になります。

このテンパリングという行程は、
チョコレートを加工する際の重要な工程で、
美しい光沢と良い食感を得るために不可欠です。

この工程を飛ばしてしまうと、
見た目、風味、舌触りと全てに影響してしまいます。

まずは、
一般的なテンパリングの手順を説明しますね。
  1. 溶解:チョコレートを約45-50℃まで加熱して完全に溶かします。
    チョコレートに含まれるすべてのカカオバター結晶を溶解させるためです。
  2. 冷却:次に、チョコレートを約27-28℃まで冷却します。
    この段階で、安定した形のカカオバター結晶が形成されます。
    この過程は、しっかりと混ぜ続けることが重要です。
  3. 再加熱:最後に、チョコレートを使用する温度、通常31-32℃まで再加熱します。
    不安定な結晶を溶かし、安定した結晶のみを残すためです。

テンパリングって難しいですし、
本格的にやろうとすると大理石の調理台が必要になってきます。

シェフが教えてくれている簡単な方法がYoutubeにあったので、
参考にしてみて下さいね↓

より綺麗に美味しいチョコレートを完成させたい場合には、
テンパリングの時間も考慮して余裕を持って挑みましょう。

まとめ

溶かす前のチョコレートの賞味期限は長めですが、
一度熱を入れて成型したものは、
常温で3〜5日程度と賞味期限が短くなります。

さらに生クリームなどを入れた場合は、
より賞味期限が短いので注意が必要です。

 

チョコを溶かして再度固める際は、
常温でじっくりと時間をかけて固める方が、
風味や見た目が綺麗に仕上がりますが、
固めた後にすぐに食べないようであれば冷蔵庫での保管がベストです。

ただし、チョコレートに
他の食品の匂いが移らないようにしましょう。

 

チョコを溶かしてからどんなお菓子に変身させるにしても、
一度ボウルに移し、熱を加えたものは
衛生面上の問題から長期保存ができません

また、風味も日に日に落ちてしまいます。

 

手作りチョコレートを作る際には、
作りたてのものをできるだけ早く食べてしまいましょう!

 

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