我が子が思春期に入るとドキドキするのが
いつかは来る「反抗期」ですね。
いつものように「おはよう」「おかえり」などと
声をかけているだけなのに、
うるさそうに顔をしかめられたり
無視されたり。
物を投げたり暴力をふるったり、
という反抗期ではないにしても
子どもが口をきいてくれないというのは
つらいものです。
何が気に入らないのか尋ねたり、
説教らしいことを言っても、
たいていは効果がありません。
きっかけになるような不味いことが
あったわけでもないのに、
いつの間にか子供に無視されている。
いったいいつまで続くのでしょうか?
本当に反抗期には終わりが来るのでしょうか??
お子さんが反抗期で口をきいてくれないと
親も不安になってしまい、
悲観的な気持ちになってしまいます。
ですが、「反抗期がつらかった!」
と話す親御さんは多いですが、
「いつまでも終わらなかった」、
という方には会ったことがないと思いませんか?
子供の反抗期は、数ヶ月から年単位で、
決して短いものではありませんが
終わりは来ます!
親として落ち着いて対応し、
反抗期が終わったときには
良い親子の関係に戻れるよう
心構えをしておきましょう。
反抗期で無視してくる子供!どう対応する?愛情の注ぎ方とは?
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子供に話しかけて無視されると
親といえどもムッとしますね。
ですが、子供のほうは
思春期特有のホルモンの影響で
イライラしやすかったり、
感情のコントロールがうまくいかなくなっています。
それに対して
「では親も無視をする」
というのでは子供どうしの喧嘩と大差ありません。
これまでと変わりなく、
日常の挨拶や声がけは
きちんと続けましょう。
また、「下手に話しかけて面倒な事になるのが嫌」
という気持ちもわかりますが、
腫れ物に触るような対応だけではなく、
必要な事については一方的でもいいので伝えましょう。
反抗期は成長の自然な過程の一つであり、
決して病気ではありませんが、
お母様なら、ご自分の妊娠中のことを
思い出してみると良いかもしれません。
妊娠中は理由もないのに涙もろくなってしまったり、
何をしても楽しく思えないような気分になったり、
自分でもどうしようもない時期がありませんでしたか?
でも、それは妊娠中の
ホルモンの影響なので異常ではないし、
必ず終わるものだとわかっていれば
あまり不安ではありませんよね。
また、旦那様のほうも
奥様のそのような様子を見ても、
「妊娠のせいだから」と
振り回されすぎたりせず、
落ち着くのを待つことができます。
お子さんの反抗期も
「人生の中の特殊な一時期のこと」
と捉えて終わるのを待ちましょう。
この時期は、理にかなったことを言ったからといって
うまく伝わる訳ではありません。
子供が反抗的な態度を取ったり無視してきても、
自分の語りかけ方が悪いせいとか、
愛情が足りないとか、
苦にしすぎないことがポイントです。
反抗期っていつか終わりは来るの?
反抗期は、思春期のホルモンと関係があります。
ですので、男女で
始まり方や終わり方に違いがあります。
女子の場合は、早いと小学校4年くらいから
反抗期が始まることがありますが、
中学校のうちにはピークを過ぎて
落ち着いてくることが多いです。
一方、男子は、中学校に入ってから
本格的な反抗期を迎えることが多く、
多くは高校のうちに落ち着いてきます。
ですが、いったん落ち着いたものの
またぶり返すこともあり、
大学生になっても
反抗期が続いている場合もあります。
男女の差はあれど
いつか終わる!
ということは言えます!!
まとめ
反抗期に口をきかない子供には、
張り合って無視するようなことをしては
いけません。
普段どおりの挨拶や声がけは行い、
必要以上に腫れ物に触るような対応はせず、
大事な内容のことはきちんと伝えましょう。
反抗期は思春期のホルモンの影響の現れなので
自分でコントロールすることが難しく、
親の育て方が悪いせいでもありません。
女子は早めに始まって早く収まり、
男子は遅く始まってやや長く続くことがありますが、
いずれにしても必ず終わりがきます。
親が消耗しすぎてノイローゼになったりしないよう
うまく付き合っていきましょう!