つい先日息子の体操服を洗っていたら、何か黒い点々があるのを発見してしまいました。
土や砂とはちょっと違うと思いよくよく見てみると、
それは落としづらい黒カビ…。
「よりにもよって黒カビなんて…、落ちないじゃん!」と諦め半分で黒カビを落とす方法を検索しました。
そして調べるなかで見つけたとある方法で、黒かびも落ちて真っ白に近い体操服に戻りました!
今日は私が実践した黒カビを落とす方法を紹介します。
体操服の黒カビは洗濯で落とせる?効果的な落とし方は?
黒カビは通常の洗濯では落ちません。
黒カビは他のカビとは違いより素材の奥に入りこむからです。
しかもその特性上カビの根っこを落としきれず、一見キレイになったように見えても、またカビが発生してしまうことも…。
黒カビはカビのなかでも一番厄介といっても過言じゃありません。
そんな黒カビを落とす方法ですが、
粉末タイプの酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使って落とします。
こんなのですね
↓↓↓
黒カビを落とす手順
- 体操着を手洗いをする
- 40~50度のお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤を入れる
- 体操服をいれ2時間以上つけおく
- すすいだら通常の方法で洗濯する
となります。
ポイントはお湯を使い2時間以上つけおくこと。
粉末タイプの酸素系漂白剤は水温が低いと酸素がうまく溶け出しません。
必ずお湯でつけ置くようにしましょう。
2時間以上つける理由は漂白剤の種類によっては、2時間まで酸素を出し続けてくれるからです。
より効果を得るためにも必ず2時間はつけ置きしましょう。
粉末タイプの「酸素系」漂白剤を使う理由としては、
- 液体タイプよりも粉末タイプのほうが洗浄力が強いため
- 塩素系漂白剤もあるが、それを使うと生地が傷んでしまうため
です。
粉末タイプの酸素系漂白剤はより洗浄力が高いけど、生地を傷めずに済むんですね。
また、酸素系漂白剤には除菌・殺菌効果もあります。
黒カビはもともと菌類です。
黒カビの根元を断つためにも、しっかり除菌・殺菌することが大切なんです。
洗浄もカビ予防もできる!カビホワイトもオススメ!
こちらのカビホワイトという商品もオススメです。
衣類に吹きかけて15分ほど置いておくと、カビを溶かして、しかも除菌までしてくれます。
体操着の黒カビは程度により落ちないかもしれないので、まずは一度こちらを試し、落ち切らなければ、先ほどご紹介した方法でさらにカビを落とします。
その後に、
体操服にこちらのカビホワイトを吹きかけて乾燥させれば、
長期に渡ってカビを予防する効果が期待できます。
フェノキシエタノールという天然由来の成分で子供の体操服でも安心です。
体操服の黒カビの原因は?原因を知って対策しておこう!
黒カビが発生する原因は、
- 湿気がこもったまま放置してしまった
- 皮脂が落ちきれていなかった
この2点が考えられます。
まず湿気ですがカビは、気温が20~25度、湿度が75%以上で発生しやすくなります。
なので、体育の授業で汗を吸いとった体操服は、すぐに持ちかえって洗ったほうがいいんです。
でも、
学校では週末に持ちかえることになっているので、実際すぐに洗うのは不可能ですよね…。
子供が体操着を持ちかえってきたらできるだけすぐ洗うか、すぐ洗えないようなら風通しがいいところに干しておきましょう。
また、長期の休みのときは洗濯に出すのを忘れてしまったりします。
必ず終業式の日に声をかけて親子で忘れないようにしましょう。
次に皮脂ですが、服を着ていると必ず皮脂が服に付着してしまいます。
洗濯で皮脂が落ちきれていないと、カビの栄養源になってしまうんです。
また、皮脂は黒カビだけでなく黄ばみの原因にもなります。
体操服の皮脂を落としきれていないとさまざまな弊害がでるんですね。
皮脂は酸性の汚れなのでアルカリ性の洗剤で中和され落ちます。
たまにしか洗えない体操服などは、このアルカリ性の洗剤で洗濯するといいでしょう。
まとめ
以上が黒カビを落とす方法と黒カビが発生する原因です。
- 黒カビは通常の洗濯では落ちないうえ根元から断つ必要がある
- 粉末タイプの酸素系漂白剤につけ置きして洗えば黒カビは落ちる上、再発防止の除菌・殺菌効果がある
- 黒カビの原因はこもった湿気と落としきれていない皮脂である
ということです。
一度発生した黒カビは根元を断つのは大変ですし、何よりカビが発生したままの体操服は子供に着せられないですよね。
普段の洗濯の時から注意して、できるだけカビが発生しない環境を作るようにしましょう。
もし黒カビが発生してしまった時は、本日お話しした方法を参考にしてきれいにしてください!