ジンギスカンって美味しいですよね!
実は、ラム肉の方のジンギスカンなら
赤ちゃんの離乳食としてもお勧めの食材なんですよ。
でも、
- 何ヶ月から食べさせて良いのかな?
- うちの子に食べさせても大丈夫かな?
- ラムとマトンの違いって?
と赤ちゃんや子供にジンギスカンを食べさせるのは、
ちょっと心配になりますよね。
こちらの記事では、
- 子供にジンギスカンを食べさせても大丈夫なのか?
- ラムとマトンの違いについて
- 注意点はある?
などについて詳しくご紹介してきますね。
ジンギスカンは何歳くらいから食べられるの?子供に悪い影響はない?
離乳食の後期、
11ヶ月くらいになったら、
赤ちゃんにラム肉を与えることができます。
ですが、
まず豚肉や鶏肉など他のお肉が問題なく食べられることを
確認してからにしましょう。
歯が何本が生えて、
しっかり噛めるほうが安心ですので1歳過ぎであればより良いです。
ラムはいいけどマトンはだめ
ジンギスカンで使われるお肉の代表は
生後1歳未満の子羊の肉、ラムと
生後2年以上の大人の羊の肉、マトンです。
このうち、マトンは肉質が固く、
加熱すると更に弾力が出るため
赤ちゃんや子供に食べさせるのには向きません。
また、ラムと比べると独特の匂いを感じることがあり、
大人でも「ラムは平気だけどマトンは苦手」という方もいるほどです。
赤ちゃんや小さいお子さんに食べさせるとしたら
まずラム肉からがいいですね!
ラム肉は離乳食にもオススメ!
先ほどもご紹介した通り、
ラム肉は赤ちゃんの離乳食としてもお勧めの食材。
その理由は、鉄分が豊富だからです。
赤ちゃんはたくさんの量を食べられません。
よって、離乳食になることで鉄分が不足してしまう子もいるんです。
ラム肉には、
鉄分が100gあたり2mgも含まれていて、
牛肉の1mgや豚肉の0.7mgと比べて2倍以上と、
たくさんの鉄分を含んでいるんです。
離乳食に限らず、
少量で鉄分が摂れる食材は有り難いですよね。
ラム肉を赤ちゃんに食べさせるときの注意点
ですが、赤ちゃんにラム肉を食べさせる時には、
いくつかの注意点があります。
- 脂身を取る
- 細かくカットする
- 肉の繊維を切る
- 圧力鍋で煮込んで柔らかくする
- とろみをつける
ラム肉には脂肪が多く含まれていることがありますので、
脂肪の部分を取り除いて赤身の部分をお料理に使いましょう。
また、豚肉、牛肉などのお肉よりは固いので、
脂身を除くことも兼ねて肉の繊維を切りながら細かく切ってあげます。
圧力鍋を使って調理すると
短時間で柔らかくなるのでお勧めです!
とろみをつけてあげるのも、
食べやすくていいですね。
ジンギスカン風にして食べさせる場合は、
もやしやピーマン、玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて、
塩だけで薄く味を整えて調理しましょう。
アレルギーにも気をつけてあげよう!
ラム肉は消費者庁が発表しているアレルギー情報では、
アレルギーの特定原材料にはあげられていません。
詳しくは⇨ 消費者庁「アレルギー表示について」
ラム肉はアレルギーの症例数は少ないですし、
症状も重篤なものではないという見解ではありますが、
アレルギーが絶対に出ないとは限りません。
ラム肉を食べたあとに、
- 口内や喉が腫れている
- 口の周りが赤くなっている
- 体や口の中をかゆがる
- 蕁麻疹が出ている
- 鼻水や咳が出る
- 嘔吐する
- 下痢になる
これらの症状が出た場合は、
アレルギーの可能性があるので、
急いでかかりつけのお医者さんに相談してみてください。
また、ラム肉に限らず、
赤ちゃんに初めての食材を食べさせる際は、
- まずは一口だけ食べさせてみる
- 食べた後、1時間くらいは体調や様子に変化がないか見ている
- 平日の午前中に食べさせる(小児科などの病院が開いているため)
こちらを守って食べさせるようにしてくださいね。
ジンギスカンのタレは何歳から食べられる?気をつけることはある?
赤ちゃんでもラム肉を食べたり、
ジンギスカン風に調理して与えたりできます。
ですが、大人と同じようなジンギスカンのタレは、
味が強すぎますので、小さいうちは食べられません。
自宅で、
塩・コショウやソースなどで味を確認しながら作るタレであれば、
しっかり噛めるようになる3歳くらいからなら問題ないです。
しかし、市販のタレは
香辛料などが含まれているので、
唇がピリピリしたり赤くなってしまうことがあります。
自分で症状をきちんと言える
幼稚園児くらいになったら少しずつ試してみましょう。
まとめ
ジンギスカンは、ラム肉であれば、
赤ちゃんや子供も食べることができます。
子羊のラム肉は柔らかく、鉄分が多いため、
赤ちゃんの離乳食にも使える食材です。
豚肉・鶏肉・牛肉といった
他のお肉が食べられるようになったら、
ラム肉も試してみましょう。
脂身を取り除くためと食べやすくするため、
肉の繊維を切って小さくしてあげることが大事です。
味付けは、最初は塩だけにします。
ラム肉は危険な食材ではありませんが、
アレルギーを持っている可能性も否定できないので、
最初は少しにして、食後の様子もきちんと見ていてあげましょう!