カラフルな色で見た目もかわいくて、とてもおしゃれなお菓子、マカロン。
外側はカリッとして中はやわらかくて、すごくおいしいですよね♪
そんなマカロンですが、手作りをする時に
マカロンの表面が乾かなくて困ったことはありませんか??
ここでは、
- マカロンの表面が乾かない原因
- マカロンの表面がきちんと乾いたか?
を見極めるコツを解説していきます!!
マカロンの表面が乾かない原因は?
[quads id=1]マカロンを作る際、焼く前に表面を乾燥させる工程がありますよね。
なぜ、マカロンの表面がなかなか乾かないのでしょうか?
その原因は主に二つです。
マカロンの表面が乾かない原因①
マカロナージュのしすぎ
マカロナージュをしすぎると生地がだれてしまってどんどん広がってしまいます。
マカロナージュは、
生地に艶が出て、すくって落とした時に三角にゆっくりと生地が落ちていくくらいになったらOKです。
マカロナージュのやめ時を見極めるポイントとして、
- 生地がつながってゆっくりと三角形になって落ちる
- 混ぜた後、生地の跡がゆっくり消える
逆にボソボソしている時は、マカロナージュ不足。
落ちる時サラサラとしているのならマカロナージュしすぎです。
やめ時を見極めましょう。
また、ゴムヘラでマカロナージュしても大丈夫ですが、
カードやドレッジを使った方が、生地と接する面積が大きく、マカロナージュの回数を減らせるのでおすすめですよ!
マカロンの表面が乾かない原因②
乾燥の時間が少ない
マカロンの乾燥には、
だいたい平均で30分~1時間半くらいかかります。
それより少ないとまだ乾燥しきれていないことがあるので、しばらく待ちましょう。
湿気にも注意
梅雨の季節は湿気が多いので、
マカロンの表面が乾燥するまでに2~3時間かかることもありますよ。
部屋の湿度を下げると乾燥時間が早くなるので、付けられる季節ならエアコンをつけて待ってみてください。
もっと早く乾燥させたい場合は、うちわであおいだり、ドライヤーの冷風を軽〜く当ててみると時間短縮できるのでやってみてください。
ただし、風を当てる場合は、一定の方向からだけ風を当てると反対側の乾燥が足りずに焼いたときに片寄った焼き上がりになる事があるので注意です。
真上から全体的に均一に風を当てるのが重要です。
冷蔵庫はやめとこう!
マカロンの表面を乾かすために、冷蔵庫に入れようかな?と思う事もあると思います。
冷蔵庫内は乾燥するので、
確かにマカロンの表面は乾きやすくはなります。
しかし、
マカロンの生地を冷やすと焼く時に、生地に含まれる卵白の膨らみが悪くなって失敗の原因になりますので、冷蔵庫での乾燥はやめておきましょう。
マカロンの表面が乾いたか見極めるコツ!
マカロンの表面が乾いたか見極めるコツは何でしょうか。
それは、
表面に薄い膜が出来ていて、指で触った時に生地が付いてこない状態。
そして少し硬さを感じるくらいになっていれば乾いているという証拠です。
マカロンをしっかりと乾燥させることによって、ひび割れを防いだり、ピエができてきれいなマカロンが作れますよ。
ちなみに…ピエとは
ピエとはフランス語で足という意味で、生地を乾燥させて膜を作ることで膨らもうとする生地が上に出られなくなり、下からはみ出したもののこと。
その、ひらひらした膨らみが足みたいなのでそう呼ばれています。
マカロンが乾燥しない原因まとめ
マカロンの表面が乾燥しない原因は、
マカロナージュのしすぎです。
気泡が潰れすぎるとだれてしまって、うまく膜を張らなくなってしまうので、適度に作業しましょう。
ですが、逆にマカロナージュをしなさすぎると、
表面がデコボコした仕上がりになってしまいますので注意してください。
冷蔵庫でのマカロンの乾燥は、焼く時に失敗する原因となりますので、やめておきましょう。
乾いたかどうか見極める時は、表面に薄い膜が出来ていて、指で触った時に生地が付いてこない状態になっているかをしっかりと確認して焼きましょう。
乾燥させるコツをしっかりと押さえて、おいしくてかわいいマカロンを作ってくださいね★