一人暮らしだと、家に帰っても誰もいなくて「さびしいから犬を飼おうかな」と迷ってるあなた。
もちろん、犬は生き物なので飼ってから後悔してしまっては遅いですよね。
一人暮らしで犬を飼うことは、とても大変で費用もかかります。
一体どのようなところが大変で、どのくらい費用がかかるのか。
それらを理解して、犬を飼うことでわんちゃんとの素敵な生活が待っています。
この記事では
- 一人暮らしで犬を飼うことは一体どう大変なのか?
- どのくらいの費用がかかるのか?
を具体的にご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしで犬を飼うと後悔するくらい大変なの?
[quads id=1]一人暮らしで犬を飼うことは、どのような大変さがあるのでしょうか。
労力や費用など、一つずつ見ていきましょう。
散歩が欠かせない
犬は日々の散歩が欠かせません。
犬種にも寄りますが毎日散歩をする、というのは前提で考えないといけません。
室内犬であろうと散歩をしないことは犬にとってストレスになってしまいます。
チワワなどの超小型犬なら比較的短い散歩時間で済みますが、小さくてもテリア系の高い体力の持ち主や中型犬から大型犬になるとかなりの運動量が必要になります。
「毎日散歩の時間が確保できる」
これは必須条件だと考えてください。
しつけが大変
犬を飼うということは、しつけも大変です。
どんなにかしこい犬でも、もちろん生まれたときから、しつけができているということはありません。
また、賢すぎる犬種は、飼い主をリーダーと認めなかった場合に手がつけられないわんちゃんになってしまう可能性も・・・
放っておくと家具や壁を傷だらけにされることも頻繁にあります。
トイレのしつけも必要ですよね。
家族で生活している家庭であれば、皆で協力してしつけをおこなうこともできます。
しかし一人暮らしとなると全て一人でやらなくてはいけない上に、しつけのために叱ってばかりだと犬も疲れてしまいます。
しつけながらも可愛がる、そんな心の余裕も必要となってきます。
匂いがつく
犬にも、犬ならではの匂いがあります。
家の中を走りまわったり排泄したりで、どうしても家中に匂いがついてしまいます。
そのため、シャンプーやトリミングをこまめに行い、身体を常にきれいにしておくことや、日々のトイレの清掃や匂い対策(消臭剤等)が必要になってきます。
トイレを日々清潔にすることも大切ですし、トイレ自体を洗うなど、こまめな臭いケアが必要となります。
旅行にいけない
犬はあなたの手助けがないと生きていけません。
ペットホテルや知人に頼むことは可能ですが、やはりわんちゃんからすると慣れない環境に預けられるのはストレスの原因にもなってしまうため、家を長期間あけるのは現実的ではありません。
病気になる
犬も人間と同じ生き物です。
風邪もひくし、衰えて身体が動かなくなることもある。
ワクチンの接種だっているし、アレルギーがあって定期的に病院に通う必要のある犬だっている。
病院に連れていったり介護したりは、どんな犬種でも必ずいつか訪れます。
そんなときに大きな時間を割くことができる環境も一人暮らしで犬を飼うための必須条件といえます。
命と向き合う覚悟
最後に命。
どんな犬であっても基本的にはあなたより先に寿命を迎えます。
飼う前は元気なわんちゃんのイメージしか湧きにくいかもしれませんが、全ての飼い主さんに共通して訪れる現実です。
とても辛い最後のお別れをきちんと向き合って見とれる覚悟、持てますか?
一人暮らしで犬を飼うのに必要な費用は?
一人暮らしで犬を飼うにはどのくらいの費用が必要なのでしょうか。
大きく3つに分けてご説明します。
初期費用
犬を飼うにあたって、購入費用とは別に
- 登録費(3,000円前後)
- 狂犬病の予防接種(3,500円前後)
- 生活用品(20,000~80,000円程度)
- 混合ワクチン(8,000×3回程度)
などがかかります。
購入するペットショップや犬種によって金額は変わってきますが、
50,000~100,000円ほどの初期費用がかかってきます。
生活費
月々にかかってくる犬の生活費ですが
- エサ、おやつ代
- シャンプー代
- トイレ等の消耗品
- トリミング代
などがかかってきます。
もちろん高いものを探してしまうといくらでも金額はあがってしまいますが、
トリミング以外では少なく見積もっても月に5,000~10,000円は必要であることをご理解ください。
大型犬になるともっとかかる場合もあります。
プードルや毛並みがロングタイプの犬種にはトリミング代もかかってきますね。
トリミング代は小型犬で3,000〜6,000円くらい、中型犬で5,000〜10,0000円くらい、大型犬で8,000〜16,000円くらいかかります。
突発的な費用
他にも突発的な費用が発生することがあります。
- 通院、手術などの治療費
- ペットホテル
- 家具の修繕費
などですね。
病気になってしまったときの治療や手術などは、大きな金額がかかることも決して珍しくありません。
必要に応じてペット保険に加入することもご検討ください。
月2,000円程度からあります。
まとめ
一人暮らしで犬を飼う、大変な部分がたくさん見えたのではないでしょうか。
飼ってから後悔しないためにもどのようなリスクがあるのかをきちんと理解することが大切です。
大変な部分ばかり見てきてしまって、自信がなくなってきてしまったかもしれません。
しかし大変な部分を乗り越えることで、わんちゃんとの生活はとても幸せで充実したものになることは間違いありません。
しっかりとしつけができれば、お世話が多少大変でもわんちゃんて本当に可愛いですよ^^
リスクをきちんと理解して、犬の一生と向き合う準備ができましたら、ぜひ大好きなわんちゃんを迎えいれてあげてください。
素敵な共同生活になることを願っています。