一人暮らしでも犬を飼いたいと考える人は多いのではないでしょうか。
もちろん一人暮らしで犬を飼うことは可能です。
しかし犬を飼うと言うことは、
同時に費用や責任もかかってきます。
実際に犬を飼う前に知っておきたいことですよね。
一人暮らしで犬を飼うには、
実際にどれくらいの費用がかかってどのくらいの年収が必要なのでしょうか?
びっくりするくらいお金持ちでなくても犬を飼うことはできるようです。
ただ、犬も生き物ですので、命と向き合う時間と覚悟が必要になってきます。
犬を飼う為の詳しい費用の内訳や、向き合い方について、掘り下げてご紹介させていだきます。
一人暮らしで犬を飼うのに必要な年収は?
[quads id=1]犬を飼うのにどのくらいの費用が必要なのでしょうか?
もちろん生活スタイルによって前後してきます。
実際にはどのような費用が発生するのかを理解して年収と照らし合わせましょう。
ペット可能住宅の用意
まずは犬と一緒に住める住宅を用意する必要があります。
ペット可能住宅ですと、
ペット禁止の住宅よりどうしても家賃や敷金などが割高になってしまう傾向があります。
アパートなどからの通常退去時にかかる原状回復費用の他に、ペット特有のニオイや汚れをとるクリーニングや脱臭作業、ペットによる引っ掻き傷などの修復作業などが必要となり、その分費用がかかります。
その為にまず、
入居時の敷金が割り増しで設定されている事が多いです。
また、ペットがいる事でのトラブルが起きやすいなど、様々な理由により、家賃自体も1.5〜2割ほど高かったり、なぜか礼金も普通より高いこともしばしばあるようです。
この辺は、不動産屋さんとよーく相談した方が良いですね。
そして犬は遊びまわるのが大好きな生き物ですので、多少の広さも必要となります。
わんちゃんが走り回れるスペース、落ち着いてゆっくりできる場所を考えると、小さくても1DKほどの間取りはある方が好ましいです。
エサ、おやつ代
エサやおやつ代は毎月かかってくる費用ですので、考慮しないわけにはいきません。
月々5,000円前後は必要となります。
また、わんちゃんが高齢になってくると、シニアわんちゃん用の餌をあげる事も必要になって来ますが、シニア用の餌の方が少し割高になる事が多いので、その辺も考慮しておきましょう。
おもちゃ、トイレシーツなどの雑費代
その他、おもちゃやトイレシーツ、シャンプーなどなどの雑費がかかってきます。
犬の大きさにもよりますが、小型犬でも月々3,000円ほどはかかるでしょう。
かなりの大型犬になると、トイレシーツだけでも月々5000円ほどかかるそうです。
医療、治療費
医療費や治療費も外すことはできません。
犬が病気になってしまったときはもちろん、健康でいても狂犬病のワクチンのように毎年接種が義務付けられているものもあります。
また、混合ワクチンに関しても必要に応じて接種をしなれけばなりません。
月々の固定費とは別に病気などの緊急時を踏まえて考えると、あなたの生活費とは別に年間で30万円ほどは余裕をもってみておきたいところですね。
ここまで見て来てどうでしたか?
ご自身の生活で月々15万円、年180万円で抑えれたとしても、そこからプラスで30万円。
手取りの給与で、最低でも210万円くらいはないと、
一人暮らしで犬を飼うのは現実的にむずかしくなってきます。
もちろんあなた自身、予定外の出費が重なることもあるでしょう。
そうなるとどうしても年収で300万近くは必要になってくるのです。
持ち家で家賃が不要だったり、あなたの生活費がさらに抑えれるのであればハードルはもう少し低くなります。
ぜひ今の出費と合わせて考えて見てくださいね。
一人暮らしで犬を飼うのは可能?お金以外に必要なものとは?
一人暮らしで犬を飼うのに必要なのはお金だけではありません。
なぜなら、
生き物を飼うというのは命を預かるということだからです。
まずはたくさんの時間を確保してあげることです。
犬のお世話はとても時間がかかります。
毎日のお散歩やトイレの掃除、シャンプーからしつけまで全て一人でやらなければなりません。
ものを壊したり粗相をして叱らなきゃいけないときもあります。
毎日きちんと時間を確保することも、一人暮らしで犬を飼う必要条件となります。
次に、いやなことから目をそらさない覚悟が必要です。
しつけをしようと努力してもいうことを聞いてくれないことなんて日常茶飯事。
ご近所さんから騒音を注意されたり、お散歩中に通行人や他のわんちゃんに吠えてびっくりさせてしまうこともあるかもしれません。
そういった場面に直面したときに、飼い主として責任をもって行動できるかどうかが大切です。
もしかしたら犬のお世話から逃げ出したくなってしまうときもあるかもしれません。
飼われているわんちゃんにとっては、あなたが世界の全てなのです。
そのことを十分に理解し、わんちゃんが最期を迎えるそのときまで、向き合っていく覚悟と自信、そして愛情が必要になります。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
一人暮らしで犬を飼うためには、少なくとも年収で200万、その他にも使えるお金を確保して余裕を持ちたいのならば300万は必要。
その上で多くの時間の負担と命に向き合う覚悟が必要になります。
厳しい意見だったかもしれません。
わんちゃんも1つの命ですので、飼い始めてから後悔しては遅いのです。
しかし、決して一人暮らしで犬を飼うことは不可能ではありません。
あなたの収入や犬と向き合える覚悟がしっかりと持てたのであれば、一人暮らしでも犬を飼うことは十分に可能になります。
あなた自身のためにも犬のためにも、きちんと準備をしてから大好きなわんちゃんを迎え入れてげてくさいね!