私はよくお菓子の作り置きをするのですが、先日息子とクッキーを焼いていたらクッキーの表面にひびが…。
作り置きの分以外にも息子の友達にプレゼントしようと思ったのに、見た目が悪くてあげれないと泣く泣く作り直しました…。
よく作っているのになんで今回はひび割れしたんだろうと、調べてみたのでみなさまにもお伝えいたします。
ということで、今回はクッキーのひび割れについてお話しいたします!
クッキーのひび割れの原因やメカニズムは?
[quads id=1]クッキーにひびが入る原因はいくつかあります。
生地をちゃんと寝かせていない
クッキー生地って寝かせてから焼きますよね。
このクッキー生地を寝かせる意味はいくつかありますが、
生地の水分を均一にするという理由があるんです。
この生地の水分を均一にする事がまさにクッキーのひび割れを防ぐことにつながるんです。
冬場の乾燥で手にひびやあかぎれが起きることがありますよね。
まさにそれと一緒でクッキー生地の水分が不足しているところが、焼いている最中に乾燥してひびが入ってしまうんです。
思いかえせば私も作るのに次第に慣れていって、クッキー生地をちゃんと寝かせていなかった気がします…。
時間がなくともちゃんと寝かしたほうがいいですね。
ホットケーキミックス(ベーキングパウダー)を使っている
ホットケーキミックスは便利でお菓子作りにも重宝されますが、綺麗なクッキーを作りたければ向いていません。
というのも、ホットケーキミックスにはベーキングパウダーが含まれているからです。
もともとベーキングパウダーは膨らし粉ともいわれ、パンやパンケーキを作る際、膨らませるために使われます。
ベーキングパウダーが入ったホットケーキミックスを使うと、焼いている最中に膨張し表面にひびが入ってしまうんです。
面倒でも綺麗に作りたい場合はホットケーキミックスではなく、小麦粉から作るようにしましょう。
クッキー生地を寝かせる際に乾燥してしまっている
生地を寝かせる際、ラップに包んで寝かしますよね。
その際ちゃんと包めていないと、冷蔵庫の中で生地が空気に触れ乾燥してしまいます。
そうすると最初に伝えた原因にもあるように、焼いている最中に乾燥している箇所からひびが入ってしまいます。
面倒ですがラップをピチッと巻いて生地を寝かせるようにしましょう。
生地がしっかり混ざっていない
クッキー生地を作る際、生地を混ぜるかと思いますが、この混ぜる作業が不十分だと油分が全体になじんでいないため、ひび割れの原因になってしまいます。
かといって混ぜすぎてもグルテンが強くなり、食感が悪くなるほか、これもひび割れの原因に…。
混ぜる方法としてはぐるぐる混ぜるのではなく、切るようにしてしっかりと、しかしさっくりと混ぜるといいでしょう。
クッキー生地の混ぜ方はこちらの動画を参考にしてみてくださいね
またクッキー生地を寝かせる理由には水分の均一のほか、生地の材料をなじませるという理由もあります。
やはりクッキー生地はしっかり寝かせたほうがいいんですね。
クッキーがひび割れないための対処法!美味しく美しく作ろう
クッキーのひび割れの対処法としては、
- しっかりクッキー生地を寝かせる
- クッキー生地を寝かせる際にはしっかりラップで乾燥を防ぐ
- ホットケーキミックス(ベーキングパウダー)を使わない
- 生地をしっかりと混ぜ合わせる
といった事に気をつけてみましょう。
なかでもクッキー生地を寝かせるのは重要なポイントなので、しっかりここはおさえるようにしましょう。
寝かせる時間ですが、最低1時間、できれば一晩が望ましいです。
クッキー生地を寝かせる意味は、水分の統一、材料が均等になる、グルテンを落ち着かせる(サクサクに焼ける)です。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています
↓↓↓
クッキー生地を寝かせないとどうなる?理由と寝かせないレシピも!
長すぎるという事はないので、できるだけ寝かせてから焼いてみましょう。
ひび割れのないサクサクのクッキーが焼き上がるはずです。
まとめ
ひび割れの原因は、
- しっかりクッキー生地を寝かせていない
- クッキー生地を寝かせる際に乾燥させてしまっている
- ホットケーキミックス(ベーキングパウダー)を使っている
- 生地をしっかりと混ぜ合わせていない
作るのに慣れてくると工程を飛ばしがちになります。
ですが、ひとつひとつの工程にも意味があるので、面倒だからとパスしないようにしましょう。
私も反省して次からはちゃんと作るようにします…。
みなさまもぜひ参考にしてみてください!