ふわふわで美味しいスフレチーズケーキ、
ご自宅でも作れたら嬉しいですね。
ですが、
自宅でスフレチーズケーキを作ろうとすると、
生焼けになってしまうことが良くあります。
スフレチーズケーキを
きちんとふわふわに仕上げるには、
いくつかチェックポイントがあります。
- チーズがきちんと柔らかくなっているか?
- メレンゲとチーズをきちんと混ぜたか?
- 湯煎焼きのやり方は正しいか?
などに注意が必要です。
また、型から出すときに
ケーキがしぼんでしまうのも良くある失敗のひとつです。
スフレチーズケーキを生焼けでなく、
ふわふわに上手に作る方法をご紹介致します!
スフレチーズケーキが生焼けになる原因はなに?上手に焼く方法は?
[quads id=1]まず、生焼けの原因の前に、
本当にあなたのスフレチーズケーキは生焼けなのか?を見てからにしましょう。
スフレチーズケーキは焼き上がった直後は内部が柔らかいため、
生焼けっぽく感じますが、冷まして時間が経つと生地が落ち着いてきます。
冷ましてから竹串でのチェックをきちんと行い、
いかにもドロドロの生地が付いてこなければ、生焼けではないと思ってください。
ホロホロとした生地が少し付いてくるくらいなら生焼けではありませんので大丈夫です。
また、
引き抜いた竹串を唇に当ててみて、温かいかも調べてみて下さい。
暖かければOK。
火傷には気をつけて下さいね。
「やっぱりこれは生焼けだ、、、」
という場合は、何か問題があるはずです。
見て行きましょう!
生地の水分が多い
「どうも本当に生焼けになっているようだ」という場合の原因は、
生地の水分が多すぎて内部の温度がなかなか上がらないことが考えられます。
スフレチーズケーキの生地の水分量に影響するのは、
卵、レモン汁、バターなどです。
もし生焼けになりやすい場合は、
これらの材料の量を少し調節したほうが良いです。
ただ、
お菓子はやはりレシピ通りに作るのが一番。
調節するというよりは、
自分はレシピ通りしっかりと分量を守れているか?を確認しましょう。
スフレチーズケーキのようなデリケートなお菓子は、目分量ではなく、しっかりと分量を計る事が重要となってきます。
また、スフレチーズケーキの底にケーキのスポンジを1センチ~2センチの厚さにカットしたものを一枚入れるとケーキが安定しますのでオススメです。
湯煎焼きのやり方は正しい?
スフレチーズケーキは湯煎焼きをします。
一回り大きな型に湯を入れてケーキの生地の入った型を浸したり、
天板にお湯を張ったりして焼くんですね。
ですがこの方法だと、
お湯につかっている底の部分がプリン状になったり、
お湯の温度が低くて生焼けになったりしやすいのです。
なのでまず、
お湯の量は最初は5mmくらいにしておきます。
もちろん熱湯を入れて下さいね。
焼き色が付いてきたらお湯を足して1cmくらいになるようにしましょう。
オーブンの火力によっては湯煎のためのお湯が蒸発して消えてしまう事も。
その時はやかんで沸かしたお湯を即座に加えてくださいね。
ケーキ型を直接お湯に浸からせるのではなく、
プリンカップなどにお湯を入れたものを数個一緒にオーブンに入れて蒸気を利用する作り方もあるみたいですが、
「それで成功した!」
と言っている人と、
「絶対にやってはいけない!」
と言っている人がいます。
湯煎の役割は、蒸気もありますが、
チーズケーキの底を100度以上の温度にしないためのものです。
なので、湯煎抜きは危険な気もしますよね。
私は湯煎抜きで作ったことはないのですが、オーブンの環境によっては成功する可能性もあるので、もし失敗を恐れないのであれば試すのもアリです。
チーズとメレンゲは大丈夫?
チーズは室温に戻して柔らかくしますが、
レンジで液状にまでしてしまうとやりすぎなので注意して下さいね。
また、
メレンゲはきちんと角が立つまでしっかりと泡立てます。
そして、チーズとメレンゲをきちんと混ぜ合わせ、
混ぜた後は温度が下がって分離したりする前に手早く焼き始めます。
ちなみに、生地の混ぜすぎは逆に膨らみが悪い原因にもなりますし、生地が冷えてしまわないためにも手早く混ぜましょう!
混ざり具合の目安は、
見た目でメレンゲがそのまま残っていなければOKです。
取り出し方は大丈夫?
スフレチーズケーキはオーブンで焼いた後、すぐに取り出さず、余熱を利用して少し置いておきます。
生焼けを防ぐとともに、
急激な温度差でひび割れができたり、しぼんだりすることを防ぐことができます。
また、スフレチーズケーキをオーブンから取り出した後、すぐに型から出すと崩れてしまいやすいです。
室温で粗熱を十分に取ってから
型に入れたまま冷蔵庫で冷やします。
一晩くらい十分に冷やしてから
型を伏せてひっくり返した状態で型を外します。
まとめ
スフレチーズケーキが生焼けに見える場合、
竹串を刺して少し生地が付いてくるくらいなら生焼けではないことがあります。
しっかりと冷ましてから竹串をさして確認しましょう。
生焼けになってしまう原因としては、
卵、レモン汁、バターなどの水分が多すぎたり、
湯煎焼きのお湯の温度が低かったりすることが考えられます。
また、メレンゲとチーズをきちんと混ぜることは大事ですが、
混ぜすぎると膨らみが不十分になってしまいます。
また、完成後すぐにオーブンから出して
急激に温度が下がるとしぼんでしまいます。
いくつかのコツに注意して美味しいスフレチーズケーキを作ってみましょう!!