愛犬も人間と同じで、ワクチン接種があります。
愛犬を迎えたら、さまざまな感染症から愛犬を守るためにワクチン接種が必要になります。
ワクチンには、
法律によって必ず接種することが義務づけられている『狂犬病予防注射』と、
飼い主が任意で行う『感染症予防接種』があります。
狂犬病予防接種は年1回、感染症予防接種は生後1年までに3回、その後は1〜数年に1回継続的に接種となっています。
我が家は、狂犬病予防接種と5種混合ワクチン(感染症予防接種)を年に1回受けています。
また、愛犬がシャンプーでサロンを利用するときなどに、ワクチン接種の証明書を提出したりしています。
サロンやペットホテルなど利用する時にきちんと予防接種をしていないと断られることなどあります。
こちらの記事では、ワクチンについて詳しくご紹介していきますので、内容を参考にしていただき、飼い主として、あなたの愛犬の健康を守ってあげましょう。
狂犬病予防接種(義務)
狂犬病は発症すると治療法はなく、ほぼ死に至ります。
あなたも一度は耳にしたことのある病名ではないでしょうか?
しかも犬だけでなく、人間や猫などほぼ全ての哺乳類に感染する「人獣共通感染症」です。
狂犬病の予防接種は自治体による集団接種もありますし、動物病院で個別接種することもできます。
生後91日以上の犬を飼い始めたら30日以内に、犬に狂犬病の予防注射を受けさせてあげましょう。
翌年以降は毎年1回、4月1日〜6月30日の間に予防接種を受けさせます。
『犬の鑑札情報』に基づいて、毎年はがきでおしらせが郵送されてきますので忘れずに済むでしょう。
気になる場合は、お住まいの市町村窓口やかかりつけの動物病院にお問い合わせください。
また『注射済票』の交付もしてもらいましょう。
『犬の鑑札情報』や『注射済票』が何かわからない方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね
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犬の登録の届け出方法は?必要なものはある?登録してないとどうなる?
狂犬病予防接種の値段は?
動物病院によって変わってきますが、
費用は大体3,000~4,000円くらいになります。
年に一回飼い犬に狂犬病の予防接種を受けさせることは、法律で義務づけられています。
愛犬はもちろん、人間やその他の哺乳類を守るためにも、必ず接種を受けるようにしましょう。
感染症予防接種
感染症予防接種は一般的に「混合ワクチン」です。
混合ワクチンは、
- 全ての犬が接種すべきだと考えられている【コアワクチン】
- 環境によって接種を推奨されている【ノンコアワクチン】
に分類されています。
コアワクチンは
- 犬ジステンバーウイルス感染症
- 伝染性肝炎
- アデノウイルス2型感染症
- 犬パルボウイルス感染症
を予防してくれるワクチンです。
ノンコアワクチンは
- 犬コロナウイルス感染症
- 犬パラインフルエンザウイルス感染症
- レプトスピラ感染症
を予防してくれるワクチンです。
混合ワクチンは2〜11種混合と種類があり、さまざまな病気に効果的なワクチンを組み合わせ、一度に接種します。
あなたの愛犬が室内犬か室外犬か、山や海へ行くか、ドッグランなど色々な犬と触れ合う機会があるかなど飼育環境によって接種するワクチンの種類が違ってきます。
ワクチンを打つ頻度は?
一般的には生後1年までに3回その後、1〜数年に1回継続的に接種します。
愛犬を迎えた時にブリーダーさんやショップなどに何種のワクチンをいつ接種したか必ず確認してください。
そして、かかりつけの動物病院の先生に相談し、接種内容・接種スケジュールを決めるのが一番だと思います。
ワクチンの費用は?
ワクチン接種の費用は動物病院によって違います。
2種混合で3,000円~5,000円くらい、
7種以上になると7,000円~10,000円くらいになります。
ワクチン接種後に体調を崩すわんちゃんもいるので、愛犬の様子をしっかり観察して、体調に変化があった場合すぐに病院に行けるように、予定のない日の午前中に接種することをおすすめします。
私のかかりつけの動物病院は、
「ワクチン接種後なにかあればここに連絡ください。」と電話番号を渡されます。
なにか不安なことがあれば、ちょっとしたことでもかかりつけの獣医師に質問してみるといいですよ。
まとめ
子犬の場合は、最後のワクチン接種が終わってから、そこからお散歩デビューすることができます。
愛犬もあなたもさらに楽しい時間を共有することができます。
また、愛犬の健康を守れるのは飼い主である私たちです。
適切な接種時期や注意点、副反応について正しい知識を持つことが大切です。
かかりつけの動物病院の先生と相談してスケジュール通りにワクチン接種を行いましょう。
狂犬病の予防注射は義務となっていますので、必ず行い、『注射済票』も交付してもらいましょう。
犬を飼うのに必要な費用についてもぜひ、
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