『エアコンはつけっぱなしにする方が電気代がお得!』
なんて言葉を最近よく聞きますよね。
私の友人には、会社の寮で電気代かからないので会社に行く時もずっと冷房つけっぱなし!という強者もいます。
出かけて帰った時に涼しいお部屋に入れるのは嬉しいですもんね^^
しかし、自分で電気代を払う場合、
エアコンをつけっぱなしにするとなると気になるのが、
- そんなことしたら電気代が高くなるんじゃ?
- エアコンの故障に繋がらないかな?
ということです。
最初にも書いたように、
場合によってはエアコンはつけっぱなしの方が節電効果があり、電気代が安くなる事もあるんです。
では、エアコンのつけっぱなし、
- 何時間までお得なのでしょうか?
- 電気代は大丈夫なのでしょうか?
- 付けっぱなしでエアコンが故障したりしないのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
エアコンつけっぱなしは何時間までお得?
[quads id=1]例えば、ちょっと出かける、お風呂に入るなどの時に、
「こまめにエアコンを消すのか?」それとも「付けっぱなしにした方がいいのか?」迷いますよね。
エアコンは、
- 日中であれば約30分くらいまで
- 夜間であれば約20分くらいまで
であれば、エアコンを『つけっぱなし』にした方がお得になります。
ちょっと出かける、ちょっとお風呂に入る、などで日中なら約30分くらいまで、夜間なら約20分くらいまでの短時間であればエアコンは『つけっぱなし』にしておくのが良いです。
ただし、1時間以上の外出などであれば、消してから出かけた方が電気代は安く済みます。
これは、エアコンがたくさん電力を使う瞬間があることに関係しています。
エアコンが電気代をたくさん使う瞬間とは?
エアコンは、
『室内の温度とエアコンの設定温度が離れている時』
早く設定温度にするためにたくさんの電気を使うことになります。
つまり、
”エアコンを付けてから室温が設定温度になるまで”が一番電気代を食うんですね。
なので、20〜30分の間にエアコンをこまめに消すと…
↓こんな感じで、余計に電力を使う瞬間が増えるわけです。
ここを『エアコンつけっぱなし』にしておけば、
↓このように、電気代をたくさん使う瞬間を少なくすることができるんです。
ただ、その後つけっぱなしにしておけば、普通に電気代がかかるので、
1時間以上の外出であれば、エアコンは消した方がもちろんお得になります。
また、室温は1・2度変わるだけでも快適になります。
「ちょっと蒸し暑いからつけとくか。」くらいで、
室内の温度とエアコンの設定温度にあまり差がない時は、あまり電力を消費しないので、こまめに消した方が電気代の節約になります。
逆に真夏など、
”室内の温度と設定温度の差が大きい場合”は、
つけたり消したりすると、その度にエアコンの電気消費量が多くなります。
また、涼しい!暑い!を繰り返す事で、身体にも負担がかかってしまいますので、
室内にいる時は、節約よりも温度が一定に保たれることを優先しましょう。
エアコンはつけっぱなしでも壊れない?
冷蔵庫って24時間稼働してても壊れないですよね?
それと同じで、
エアコンも稼働時間によって壊れるのが早まる事はないそうです。
ただし、家庭用のエアコンはコンビニ用など業務用と違って、
24時間365日稼働を前提として作られているわけではないというのも確か。
「一日のうち6時間程度は休ませた方がよい」という意見もあるんだそうです。
詳しくはこちらの記事でもご紹介していますのでぜひ読んでみて下さい
↓↓↓
エアコンはつけっぱなしにすると壊れるって本当?電気代は大丈夫?
またフィルターの掃除など、エアコンは定期的なメンテナンスをする事で長持ちします。
エアコンを掃除しないとアレルギーなど、体に害が出る事もあるので注意が必要です。
こちらの記事もぜひ読んでみて下さい
↓↓↓
エアコンを掃除しないまま使用するのはリスク高!掃除方法や頻度も!
エアコンをつけっぱなしだと電気代はどうなる?計算方法も!
エアコンは付けてから、設定温度になるまでに一番電力を使う。
また、エアコンの設定温度と室内の温度の差が大きければ大きいほど、
電力をたくさん使うと解説してきました。
使用する電力が多くなれば、電気代はかかります。
快適な温度になったからと節電のつもりでエアコンを消しても、またすぐに暑くなりエアコンのスイッチを入れるようなら、その度に設定温度にするための大きな電力を使ってしまいます。
エアコンなどの電化製品はこまめに切るのがいいような気がしますが、
逆に電力をたくさん使って電気代がかかる場合もあるんですね。
一方で、エアコンつけっぱなしであれば、室内の温度を維持するためだけの少ない電力で済み、結果的に電気代が安くなることがあるということなのです。
ただ、
やはりエアコンをつけっぱなしにしていれば、普通に電気代はかかってきます。
エアコンの電気代の計算方法!
エアコンを使うときの、
1時間あたりの電気代は消費電力を使って計算できます。
計算方法は
消費電力(kw)× 電気代単価(円)
消費電力は、エアコンの取扱説明書やカタログで調べられます。
電気代単価は、電気料金プランの料金表で調べられます。(平均は27円です)
ちなみに、エアコンの冷房を使う時の1時間の電気代は、
「約3円~約24円」だそう。
すごく幅広くてびっくりです。
あなたのご家庭の電気代も調べてみて下さい。
-
エアコン使用にかかる電気代計算の例をご紹介!
- 定格消費電力880W
- 電気代27円/kWh
の場合
0.88kW×27円=23.76円
この23.76円が1時間使用した場合の電気代となります。
試しに『ダイキン』のエアコンの1時間あたりの冷房時の消費電力を調べてみると、
各機器によって変わるのですが、14〜20円でした。
ダイキンでは、ハイスペックな機器の方が電気代は安いそうです。
1時間の消費電力が20円だとして、24時間つけておくと480円、
それを1ヶ月31日間で計算すると単純に、
1ヶ月間つけっぱなしのエアコンの電気使用量は14,880円になる!ということになりますね。
電気代も気になりますが、暑すぎる最近の夏、
節電は別のところでして、エアコンはなるべく使うようにしましょう。
ちなみにエアコンをつけっぱなしにする時、節電のためには自動運転がオススメです。
まとめ
エアコンは、日中は約30分くらいまで、夜間は約20分くらいまでであれば、
エアコンを『つけっぱなし』にした方がお得になります。
20〜30分くらいまでの短時間の外出などであればエアコンは『つけっぱなし』にしておくのがお得ということですね。
ただし、
1時間以上の外出などであれば、エアコンを消して出かける方が電気代は安いです。
エアコンのスイッチを入れた直後が一番多くの電気を使い、
電気代がかかることを覚えておきましょう。
こまめに切るか、つけっぱなしにするかは、外出の時間や、室内の気温とエアコンの設定温度の差によって考えることが大切です。
電気代も気になりますが、健康のために、しっかりとエアコンを使って、節電は他のところでするのがおすすめです。
また、エアコンをつけっぱなしにしたからといって故障の原因になる事はありませんが、
掃除を怠ると故障やカビによるアレルギーの原因になりますので気をつけて下さいね!
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