タルトをプレゼントしようと作ってみたけれど、
焼く前に生地がボロボロと崩れてしまって型に入れにくく失敗してしまった…という経験はありませんか?
そのまま何とか継ぎはぎして焼いても、プレゼントできそうにないほど硬いタルトになってしまいます。
実はタルトの生地がボロボロになってしまう主な原因は3つあります。
- 材料の計量が正確ではなかった
- 材料が混ざっていなかった
- 生地の中のバターが完全に溶け切っている
普段の料理とは異なり、お菓子作りの時に目分量で作ってしまうと失敗してしまう可能性が高くなってしまうものです。
手間ですが、成功させるためにもお菓子作りの時はしっかりと材料を計るようにしましょう!
そこでこの記事では、
焼く前のタルト生地が割れる原因を詳しく説明します。
割れないタルト生地の上手な作り方も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
焼く前のタルト生地が割れる原因は?
[quads id=1]タルトを作ってみたけれど、焼く前に生地がボロボロと崩れて型に入れにくいと困ってしまいますよね。
焼く前にタルト生地が割れる原因は主に3つあります。
- 材料の計量が正確でない
- 材料が混ざっていない
- 生地の中のバターが完全に溶け切ってしまった
順にご説明しますね。
材料の計量が正確ではなかった
タルトの材料を用意する際に、目分量で用意してしまっていませんか?
お菓子作りでは、材料の計測はとても重要です。
普段の料理は目分量でも大丈夫ですが、お菓子は少しでも材料の比率が崩れると味や触感、見た目などに大きく影響が出てきます。
タルトだと生地が固くなる原因になるので、しっかり秤を使って材料を計るようにしましょう!
材料が混ざっていなかった
タルトのレシピの中には「生地をあまり混ぜないように」と書いているのよくみかけます。
しかし、その注意書きを意識するあまり、十分に生地を混ぜきれていないと、タルトの生地がボソボソになり崩れてしまいます。
ボウルに粉が残っているようであれば、混ざっていないと考えていいでしょう。
「混ぜすぎない」というのは『こねたりしないで下さいね。』という意味のことが多いので、こねはしないけど、しっかり生地を混ぜる。というのを意識するようにしてくださいね。
生地の中のバターが完全に溶け切っている
生地を作っている最中に、手で触りすぎてしまったり、敷きこむときに時間をかけすぎてしまっていませんか?
これが先程の章でご説明した「こねない」という事ですね。
バターは手の温度や室温でも溶けてしまいます。
生地の中のバターが完全に溶け切ってしまうと、生地はまとまらず型に入れようとすると崩れてしまいます。
生地を触る時や生地を作る時は、とにかく時間をかけすぎないように気を付けましょう!
割れないタルト生地の上手な作り方!
割れないタルト生地を上手に作るコツは、焼く前の工程にあります。
- 材料を冷やしておく
- バターを溶かさない
- 材料は練り込まない
1つずつ詳しく説明しますね!
材料を冷やしておく
タルトの材料は温度が高いと液状化してしまい、生地がゆるくなってしまいます。
すべての材料は冷えた状態にしておいてから、作り始めるようにしましょう!
焼き上がりもサックリするので、ぜひ試してみてくださいね。
バターを溶かさない
パターは完全に溶けきってしまうと、生地がまとまらず型に入れようとすると崩れてしまいます。
逆にバターが固すぎると、生地の中でバターの固まりができたり、生地が混ざらずにボソボソになってしまいます。
固すぎず溶けすぎずを意識しましょう。
少し時間がかかりますが、バターは室温で柔らかくしていきましょう。
指で押すと沈んでいく程度がポイントです。
材料は練り込まない
生地に余分な空気が入るとボソボソになってしまうので、材料は切るように混ぜましょう。
ボウルに粉がのこらないようにしっかり混ぜ合わせてくださいね。
手のひらで生地をまとめると、手の温度でバターが溶けてしまうので木べらやカードなどを使うのがおすすめです!
まとめ
お菓子の材料を計る時、つい目分量で用意してしまいそうになりますよね。
でも、お菓子作りの時は少し比率が異なるだけでも、味や触感、見た目が変わってしまったり、生地がボロボロに崩れてしまいます。
いつもの料理に比べると少し手間ですが、しっかり材料を計るようにしましょう!
また、生地を作っている時に時間をかけすぎてしまうとバターが溶けきってしまいます。
すると生地がまとまらなくなり崩れてしまうので、時間をかけずに生地を作るのも重要です。
混ぜにくくなりますが、バターは完全に溶かさずに使用しましょう。
失敗に挫けず、この記事を参考にまたタルトを作ってみてくださいね!