もうすぐお月見ですが、
お月見といえばお団子ですよね。
そんな時に、
美味しくて作りやすいのが白玉団子!
白玉団子なら子供と一緒に楽しく作ったり、
大量に作って保存もできるし、とっても便利ですよね。
でも、いざ作っても子どもが遊びに行っちゃって保存に困ることも…
- 「白玉団子を作ったけど今すぐには食べない」
- 「数時間後に白玉団子を食べたいんだけど、常温でおいてもいいかな?」
と悩む方もいると思います。
今日はそんな方へ向けて、
『白玉団子を数時間後に食べる場合は常温で保存してもいいのか?』
についてお話しします。
白玉団子の保存は常温でいい?水につける?
結論からお伝えすると、
白玉団子は1〜2時間なら常温で保存してもO Kです。
白玉はもともともち米のでんぷんを取り出したものが原料です。
そのでんぷんが老化することによって、
白玉団子が固くなってしまいます。
でんぷんが老化する原因は時間と温度。
特に温度は3~4度の時に老化が進むそうです。
なので、冷蔵庫に入れるほうがかえって老化が進んでしまうため、
短時間の保存なら常温のほうが固くならないんです。
冷蔵より常温のほうが固くならないのは驚きですよね。
とはいえ、人の手で作ったものなので、
衛生面のことを考えると長期間常温で置いておくのは危険です。
2〜3時間以上置いておくなら冷蔵か冷凍保存にしましょう。
白玉の常温での保存方法
白玉団子の常温での保存方法ですが、とっても簡単です。
氷水を作りその中に白玉を入れるだけ。
複雑な工程もないので誰にでもできますね。
水にさらす理由としては、水分が抜けるのを防ぐためです。
とはいえ、時間が経つと表面の水分は守れても、
白玉団子の内部の水分はどんどん抜けてしまいます。
それに、水にさらすことにより、
白玉団子の表面が溶けてドロドロになることも…
あまり長時間水にさらして保存すると、
「外はドロドロ、中はカチカチ」
のような残念な白玉団子になってしまうんです。
そんなお団子は食べたくないですよね。
なので、保存期間が伸びる場合は、
やはり冷蔵か冷凍保存にしてくださいね。
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常温で保存できることは分かったら、
次に気になるのが食感を持続させる方法ですよね。
もし、白玉団子を作った後だったら先ほどもお話ししましたが、
- 冷水にさらしておく
この方法しかないでしょう。
もし、白玉団子を作る前だったら2つの方法があります。
- 白玉粉に砂糖を加える
- 白玉粉に豆腐を加える
それぞれ説明していきます。
冷水にさらしておく
これは前のお話でも伝えた方法です。
水につけないまま置いておくと水分が抜け乾燥し、
だんだんと固くなってしまいます。
お米をラップせずに置いておくと固くなるのと一緒です。
水につけておいて固くならないようにすれば、
柔らかさを持続させることができますよ。
白玉粉に砂糖を加える
砂糖にはでんぷんの老化を遅らせる効果があります。
なので、白玉団子を作るときに砂糖を加えると、
砂糖を入れないで作ったときに比べ固くなりづらいんです。
砂糖を入れる量は白玉粉の20~30%がいいと言われています。
ただし、砂糖を入れると白玉団子が甘くなるので、
一緒に入れるフルーツやあんこの甘さは調整してください。
白玉粉に豆腐を加える
砂糖の他にも豆腐を加えるとでんぷんの老化を防ぎ、
白玉団子の柔らかさを持続させることができます。
これは豆腐に入っている糖分や乳化作用のある「レンチン」など、
豆腐に入っているさまざまな成分がでんぷんの老化を防ぐようです。
ただし、豆腐を入れると白玉団子の味も少し変わってしまいます。
豆腐が苦手なかたは豆腐ではなく、
砂糖を入れたほうがいいかもしれません。
まとめ
- 数時間後に食べるなら白玉団子を常温で置いてもO K
- 常温でおく場合は冷水にさらしておく
- 長い間水につけておくと食感が悪くなるので、保存期間が長い場合は冷蔵が冷凍保存へ切り替える
- 白玉団子の柔らかさを持続せるには、作った後であれば冷水にさらして乾燥を防ぐ
- 作る前なら砂糖か豆腐を加えると白玉団子の柔らかさを持続できる
ということですね。
親が一生懸命おやつを作っても、
子どもは気まぐれなので「後で食べる」なんて言いますよね。
数時間後でも美味しく白玉団子を食べられるように、
常温でうまく保存してください!